【マーケットデータ】
日経平均 29100.38(-584.99)
TOPIX 1926.25(-30.31)
マザーズ 1244.79(-12.37)
NYダウ 34077.63(-123.04)
NASDAQ 13914.76(-137.57)
S&P500 4163.26(-22.21)
米ドル円 108
【マーケット話題】
東証1部の騰落銘柄数は値上がり240/値下がり1899。
需給のしこりがない直近IPOのサイバートラストやオキサイドが軟調相場の中でも大幅高。
SUMCOが売り先行から切り返してプラス圏に浮上した。川崎汽船、商船三井、日本郵船の邦船3社がそろって上昇。
大口受注を発表したインスペックや、上方修正および増配を発表した南陽が急伸した。
一方、ファーストリテイリング、東京エレクトロン、キーエンス、ダイキンなど、値がさ株が大きめの下げとなった。
大阪の緊急事態宣言発令への警戒から、JAL、ANA、JR西日本、Jフロントなど、アフターコロナ関連の多くが大幅安。
三井不動産や住友不動産など、不動産株も多くが下落した。上場以降、負けなしの上昇が続いていた紀文食品も、さすがに利益確定売りに押された。
業績関連では、下方修正を発表したヤマエ久野や、前21.3期が営業赤字に転落する見込みとなったユビキタスAIが大きく売られた。
日経平均は大幅安。
このところは29500円~3万円レベルでのもみ合いが長く続いていたため、均衡が破られたことで、動いた方向に勢いがついた。
きょうの下げに関しては、大阪の緊急事態宣言発令が濃厚となったことが嫌気されたようではあるが、
当件に関してはきのうの取引時間中にも話は出ており、これだけで大きく下げたというのは違和感もある
。ただ、日本特有のリスクとして、もう一つ政治リスクが挙げられる。
今週末の25日には、北海道、長野、広島で選挙があり、結果が菅政権の求心力にも大きく影響するとの見方が強い。
このタイミングで緊急事態宣言再発令となった場合、政権与党のコロナ対応への不満が高まり、浮動票が与党批判票として野党が推す候補に流れる可能性がある。
特に海外投資家からすれば、ジャパン・リスクが一気に高まったようにも映る。
本日、大きく下げたことで、短期的には指数の値動きは荒くなるとみておいた方が良い。
前述の政治リスクも意識されたのだとすれば、週明け26日までは警戒ムードの強い地合いが続くかもしれない。
テクニカル的には、ほぼ75日線(29104円、20日時点、以下同じ)で下げ止まっており、あすそれなりに大きな反発が見られるかが注目される。
週足では、13週線(29300円)を割り込んだ。戻りが鈍く、これより下が定着した場合には、目先で26週線(27896円)が控える28000円あたりまでの下落も想定しておく必要がある。
【値上がり上位(全市場)】
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ジー・スリーホールディングス<3647> 347円(+80)
-
ネクストウェア<4814> 231円(+50)
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オンキヨーホームエンターテイメント<6628> 5円(+1)
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テーオーホールディングス<9812> 352円(+61)
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中央製作所<6846> 1450円(+248)
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さいか屋<8254> 515円(+80)
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明豊ファシリティワークス<1717> 780円(+100)
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サイバートラスト<4498> 10560円(+1160)
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インスペック<6656> 2430円(+254)
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Kaizen Platdorm<4170> 2417円(+227)
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SANEI<6623> 3515円(+330)
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アクセルマーク<3624> 510円(+47)
【ストップ高】
◆明豊ファシリティワークス<1717> 780円(+100) 時価総額99.7億円
営業利益は従来予想の7億円から9億円に増額修正
◆イメージワン<2667> 1505円(+18) 時価総額131億円
◆ジー・スリーホールディングス<3647> 347円(+80) 時価総額62.0億円
マグネシウム電池の販売に乗り出し
◆サイバートラスト<4498> 10560円(+1160) 時価総額413億円
直近IPO(4/15上場)
◆ネクストウェア<4814> 231円(+50) 時価総額30.1億円
ブロックチェーン戦略策定事業のプロジェクトリーダーに
◆ナガオカ<6239> 1073円(+58) 時価総額76.0億円
◆さいか屋<8254> 515円(+80) 時価総額16.2億円
AFC-HDとの資本業務提携を発表
【ストップ安】
◆ホープ<6195> 1635円(-500) 時価総額103億円
21年6月期予想59.14億円-50.38億円の営業赤字
【新興株決算】
◆WDI<3068> 1511円(-17) 時価総額95.7億円
前期経常を赤字縮小に上方修正
◆愛光電気<9909> 1598円(+9) 時価総額14.1億円
前期経常を2.9倍上方修正、配当も5円増額
◆田中精密工業<7218> 612円(-7) 時価総額59.8億円
前期経常を赤字縮小に上方修正
◆マクアケ<4479> 7500円(-160) 時価総額916億円
上期経常が74%減益で着地・1-3月期は赤字転落
◆イワブチ<5983> 5880円(+40) 時価総額64.7億円
前期経常を一転32%増益に上方修正
◆ヒップ<2136> 855円(-6) 時価総額34.0億円
前期経常を22%上方修正、配当も6円増額
◆ブティックス<9272> 3365円(-100) 時価総額85.5億円
前期経常を27%上方修正・最高益予想を上乗せ
【新興株】
◆構造計画研究所<4748> 2998円(+54) 時価総額165億円
年初来高値更新。
アンリツ<6754>と共同出資で「AK Radio Design」(神奈川県厚木市)を設立することで基本合意したと発表している。
出資比率は構造計画研究所50%、アンリツ50%。共同出資会社は、ローカル5G導入を検討する事業者に対して、
シミュレーションから実評価までのワンストップサービスを提供するようだ。
構造計画研究所が持つ工学知を核としたシミュレータ製品および解析サービスと、
アンリツが持つ測定・評価技術を核とした通信計測機器および測定サービスを組み合わせることにより実現できるもよう。
◆アクセルマーク<3624> 510円(+47) 時価総額34.8億円
大幅に3日続伸。
医薬品会社などを支援するアクセリード(神奈川県藤沢市)と分子診断領域で製品の評価及び国内流通を
共同推進することで合意したと19日に発表し、引き続き買い材料視されている。
海外ベンチャーの分子診断分野の有望な新規技術をアクセリードが技術評価する。
日本市場での成長が期待される技術・製品はアクセルマークが国内事業化権の取得や適切な事業パートナーを開拓する。
◆ホープ<6195> 1635円(-500) 時価総額103億円
ストップ安売り気配。
未定としていた21年6月期の営業損益予想を59.14億円の赤字-50.38億円の赤字(前期実績10.20億円の黒字)と発表している。
電力取引価格の高騰が響き、赤字に転落する見通し。引き続き売上原価に対する変動の影響があるため、レンジによる開示となった。
また、純損益予想は59.64億円の赤字-50.87億円の赤字(同6.65億円の黒字)で、仮に資本増強を実施しない場合は債務超過となる見込み。
【売買代金】
東証一部 2兆3866億円
東証二部 338億円
東証マザーズ 1653億円
JASDAQ 748億円
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