【マーケットデータ】
日経平均 28508.55(-591.83)
TOPIX 1888.18(-38.07)
マザーズ 1204.23(-40.56)
NYダウ 33821.30(-256.33)
NASDAQ 13786.26(-128.49)
S&P500 4134.94(-28.32)
米ドル円 108.050
【マーケット話題】
東証1部の騰落銘柄数は値上がり132/値下がり2028。
前期の最終利益が4兆円台後半になるとの観測を受けてソフトバンクGが上昇。
上方修正を発表したファルテックやヒップが急伸し、ブティックスはストップ高まで買い進まれた。
コロナ警戒で経済活動再開の恩恵を受ける銘柄の多くが売られる中、
足元下げ基調を強めていたJALにはリバウンド狙いの買いが入り、後場に入ってプラス圏に浮上した。
一方、東京エレクトロン、ソニー、ファナックなど、主力どころの多くが下落。
景気敏感系が嫌われており、日本製鉄や住友鉱山、INPEXなどが大きく売られた。
英ファンドの買収交渉が実質中止になったと伝わった東芝が大幅安。緊急事態宣言再発令への警戒が強まる中、
TOKYO BASE、TSIHD、三陽商会、オンワードHD、アダストリアなど、アパレル関連の弱さが目立った。
上期大幅減益のマクアケが9%を超える下落。直近で騰勢を強めていたイメージワンや紀文食品が急落した。
日経平均はきのうときょうの2日間で1176円下落した。ここまで下げれば決算発表期間中は上がりやすくなるだろうが、急に値動きが荒くなった点は警戒材料。
東京市場は決算発表期間中にゴールデンウイークがあり、来週も29日(木)は休場。
先陣を切る企業の決算が良かったとしても、連休前の指数は不安定な動きが続くとみておいた方が良さそうだ。
きょうの安値が28419円。3月には2度下を試した場面があり、3月5日の安値が28308円、3月24日の安値が28379円となっている。
直近安値を下回ることなく反転できるか、正念場を迎えている。あすは引け後に日本電産やディスコが決算を発表予定。
他に主力どころで日程が早いのは、エムスリー(23日)、キヤノン(26日、1Q決算)、アドバンテスト、ファナック(27日)などがあり、
これらが戻りの先導役となるような動きを見せるかが注目される。
【値上がり上位(全市場)】
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ロングライフホールディングス<4355> 378円(+80)
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愛光電気<9909> 1998円(+400)
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ジー・スリーホールディングス<3647> 427円(+80)
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ブティックス<9272> 4065円(+700)
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インタートレード<3747> 661円(+100)
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山大<7426> 1072円(+150)
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さいか屋<8254> 598円(+83)
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オンコリスバイオファーマ<4588> 1200円(+146)
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住石ホールディングス<1514> 129円(+15)
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第一商品<8746> 207円(+22)
【ストップ高】
◆ジー・スリーホールディングス<3647>
マグネシウム電池の販売
◆インタートレード<3747> 661円(+100) 時価総額49.2億円
グループ会社が暗号資産交換業者として登録
◆ロングライフ<4355> 378円(+80) 時価総額42.3億円
高浸透NMNサプリメントを開発し予約販売開始
◆ファンペップ<4881> 467円(-2) 時価総額80.1億円
抗体誘導ペプチド『FPP003』の物質特許が米国で成立
◆大日光<6635> 693円(+64) 時価総額37.9億円
帝京大学と宇宙工学関連で包括的連携協定
◆山大<7426> 1072円(+150) 時価総額12.7億円
◆さいか屋<8254> 598円(+83) 時価総額18.8億円
3日連続ストップ高
◆ブティックス<9272> 4065円(+700) 時価総額103億円
M&A仲介事業好調で通期の営業利益予想を上方修正
◆愛光電気<9909> 1998円(+400) 時価総額17.6億円
21年3月期の営業予想上方修正
【ストップ安】
なし
【新興株決算】
◆大井電気<6822> 2571円(-30) 時価総額37.8億円
前期経常を56%上方修正
◆今村証券<7175> 1823円(-28) 時価総額48.5億円
非開示だった前期経常は3.3倍増で7期ぶり最高益更新へ
【新興株】
◆愛光電気<9909> 1998円(+400) 時価総額17.6億円
ストップ高。
21年3月期の営業利益を従来予想の0.77億円から2.22億円(前期実績3.20億円)に上方修正している。
売上総利益などが好調に推移したことに加え、販管費で人件費が減少し、利益を押し上げる見込みとなった。
期末配当を従来予想の35.00円から40.00円(前期実績60.00円)に増額修正したことも投資家から好感され、買いが集まっているようだ。
◆オンコリスバイオファーマ<4588> 1200円(+146) 時価総額208億円
大幅に反発。
開発を進めている新型コロナウイルス感染症治療薬OBP-2011に関し、新日本科学<2395>と共同開発契約の締結で合意したと発表している。
前臨床試験の開発スピードを上げ、臨床試験開始までの期間を短縮することが第一の目的。
22年上半期には主要な薬理試験などOBP-2011に関わる前臨床試験を完了し、直ちに治験届を提出することを目標としているという。
◆ベビーカレンダー<7363> 10810円(-730) 時価総額89.5億円
一時大幅続伸。
東証が21日から信用取引規制を解除し、買い材料視されている。
ベビーカレンダーは前営業日まで信用取引による新規の売付及び買付に係る委託保証金率を50%以上(うち現金20%以上)とする規制措置を受けていた。
日証金も貸借取引銘柄別増担保金徴収措置を解除した。
規制解除に伴って売買が活性化するとの見方が広がっているほか、「こども庁」創設に対する期待も引き続き買いを支えているようだ。
ただ、朝方の急伸後は利益確定売りに押されて下落に転じている。
【売買代金】
東証一部 2兆6462億円
東証二部 389億円
東証マザーズ 1934億円
JASDAQ 714億円
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