【マーケットデータ】
日経平均 29126.23(+105.60)
TOPIX 1918.15(+3.17)
マザーズ 1220.52(+8.29)
NYダウ 34043.49(+227.59)
NASDAQ 14016.80(198.39)
S&P500 4180.17(+45.19)
米ドル円 107
【マーケット話題】
東証1部の騰落銘柄数は値上がり942/値下がり1139。
前21.3期の最終赤字が計画比で減少する見込みとなったANAが5%を超える上昇。
JALも連れ高し、JR西日本など鉄道株にも強い買いが入った。
今期の大幅増益見通しや自己株取得発表が好感された東京製鉄が急騰しており、ストップ高をつける場面もあった。
2040年までに新車販売のすべてを電気自動車と燃料電池車に切り替えると公表したホンダが上昇。
上方修正を発表したザッパラスがストップ高まで買われた。
一方、エムスリーが5%を超える下落。
前21.3期は大幅増益着地となったが、業績好調は織り込み済みで、強い売り反応となった。
先週決算を材料に急落した日本電産が2%を超える下落となっており、グロース株の買いづらさが意識された。
NTTと富士通は戦略的業務提携で合意すると発表したが、株価にポジティブな反応は見られず、そろって下落。
今期の見通しが失望を誘ったサイバートラストが急落した。
業績相場に突入する中、直近で賑わっていた銘柄には手仕舞い売りが殺到しており、イメージワンがストップ安となった。
日経平均は反発。前場では一時下げに転じたが、押し目では買いが入った。
一方で上値も重かったが、今週は材料も多く、まだこの段階では楽観ムードが一気に高まる状況ではない。
本日米国ではテスラが決算を発表予定で、今週はこの後にも米国の主力グロース株の決算が多く控えている。
国内ではあすの昼に日銀金融政策決定会合の結果が公表される。前回3月に政策の見直しを発表しており、今回は政策変更はないと思われる。
市場も無風通過を想定しているだろうが、引け後の黒田総裁会見には注目が集まる。
基本的にはあすは黒田総裁会見を見極めたいとの見方から、全体は様子見で、決算銘柄の値動きは大きくなると想定される。
指数は29000円より上での値固めが進むかが焦点となる。
【値上がり上位(全市場)】
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不二硝子<5212> 1570円(+300)
-
ホクシン<7897> 185円(+35)
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ヤマウホールディングス<5284> 630円(+100)
-
ニッポン高度紙紙業<3891> 3470円(+504)
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ザッパラス<3770> 560円(+80)
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ジー・スリーホールディングス<3647> 389円(+51)
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ザインエレクトロニクス<6769> 934円(+105)
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東京製鐵<5423> 1019円(+111)
-
オキサイド<6521> 9270円(+970)
-
山大<7426> 1378円(+138)
【ストップ高】
◆安江工務店<1439> 1116円(+43) 時価総額14.7億円
◆省電舎ホールディングス<1711> 522円(-13) 時価総額27.8億円
太陽光発電関連
◆ジー・スリーホールディングス<3647> 389円(+51) 時価総額69.5億円
◆ザッパラス<3770> 560円(+80) 時価総額76.5億円
◆ニッポン高度紙工業<3891> 3470円(+504) 時価総額380億円
好決算発表が買い材料に
◆アテクト<4241> 1000円(+100) 時価総額44.2億円
がん検査用シャーレの本格量産を開始
◆不二硝子<5212> 1570円(+300) 時価総額33.6億円
◆ヤマウホールディングス<5284> 630円(+100) 時価総額39.7億円
21年3月期の営業利益予想を上方修正、好採算製品が想定上回る
◆東京製鐵<5423> 1019円(+111) 時価総額1580億円
大幅増益見通しや自社株買いを評価
◆太洋工業<6663> 573円(+43) 時価総額33.9億円
◆山大<7426> 1378円(+138) 時価総額16.4億円
◆テーオーホールディングス<9812> 486円(+13) 時価総額43.4億円
【ストップ安】
◆イメージワン<2667> 896円(-300) 時価総額78.0億円
【新興株決算】
◆テリロジー<3356> 562円(+24) 時価総額93.2億円
前期経常を11%上方修正・最高益予想を上乗せ
◆エムティジェリック<9820> 2660円(+9) 時価総額28.7億円
前期経常を52%上方修正
◆大東港運<9367> 590円(+2) 時価総額55.4億円
前期経常を32%上方修正
◆三相電機<6518> 1000円(+2) 時価総額46.1億円
前期経常を47%上方修正
◆コスモスイニシア<8844> 413円 時価総額140億円
前期経常を一転黒字に上方修正、配当も無配→7円実施へ
◆グローバルウェイ<3936> 1424円(+75) 時価総額16.6億円
前期最終を赤字拡大に下方修正、対純資産で80%の赤字
◆元旦ビューティ工業<5935> 4050円(+220) 時価総額31.3億円
前期配当を25円増額修正
【新興株】
◆テリロジー<3356> 562円(+24) 時価総額93.2億円
大幅反発。
21年3月期の営業利益を従来予想の4.80億円から5.51億円(前期実績2.63億円)に上方修正したと午前の取引終了後に発表している。
通期の業績予想を精査した結果としている。
テリロジーは2月10日に制御システム・セキュリティリスク分析案件の引き合いが増加したことを主因に業績見通しを引き上げており、
再度の上方修正がポジティブ・サプライズと受け止められている。
◆ニッポン高度紙工業<3891> 3470円(+504) 時価総額380億円
ストップ高。
22年3月期の営業利益予想を前期比8.6%増の30.00億円と発表している。
主力のアルミ電解コンデンサ用セパレータで車載向けや産業機器向けの需要拡大、
データセンターや5G基地局の設置拡大などを見込む。
また、同時に発表した21年3月期の営業利益は177.5%増の27.61億円で着地した。
セットメーカーなどの在庫確保の動きに加え、自動車市場の回復などを受けて好調に推移した。
これらを好感した買いが向かっている。
◆中村超硬<6166> 865円(+56) 時価総額86.7億円
大幅反発。
21年3月期の営業損益を従来予想の0.60億円の黒字から1.67億円の黒字(前期実績5.78億円の赤字)に上方修正している。
増収に加え、製造コストの低減や経費削減が寄与する見込み。
ダイヤモンドワイヤ生産設備等の譲渡案件で費用が来期にずれ込んだことも増益要因となった。
業績改善を受け、21年3月期決算で継続企業の前提に関する注記の記載は解消できる見通しという。
◆ヤマウホールディングス<5284> 630円(+100) 時価総額39.7億円
ストップ高を付け、年初来高値を更新している。
21年3月期の営業利益を従来予想の13.00億円から18.60億円(前期実績11.42億円)に上方修正している。
水門・堰製造、施工事業や高架道路用伸縮装置製造販売、設置事業の分野で好採算製品の出荷・施工が想定を上回った。
グループ全体で取り組んでいるコスト削減や生産性向上なども奏功し、利益を押し上げる見通し。
【売買代金】
東証一部 2兆44億円
東証二部 391億円
東証マザーズ 1656億円
JASDAQ 672億円
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