マーケットまとめ

【マーケットまとめ】2021年5月24日 海運株の急伸が投資家を悩ませる、目先はTOPIXの動向に要注目

【マーケットデータ】

日経平均   28364.61(+46.78)
TOPIX           1913.04(+8.35)
マザーズ         1108.35(-20.31)
NYダウ          34207.84(+123.69)
NASDAQ      13470.99(-64.74)
S&P500        4155.86(-3.26)
米ドル円       108

 

【マーケット話題】

東証1部の騰落銘柄数は値上がり1394/値下がり715。

 

海運株が突出して強く、日本郵船、川崎汽船、商船三井がそろって急伸。

 

JAL、ANAの空運2社も大きく上昇した。
米国で金融株が強かった流れを受けて、三菱UFJ、三井住友、みずほのメガバンク3行が上昇。

 

日立やトヨタ、リクルートなどに買いが入った。

 

業績見通しが好感されたアルバイトタイムスや大阪有機化学が大幅高。

 

ソフトバンクとの資本業務提携を発表したイーエムネットジャパンは、

 

ソフトバンクによるディスカウントTOBを受けてもストップ高まで買い進まれた。

 

一方、ソフトバンクGが2%を超える下落。

 

東京エレクトロンやアドバンテストなど半導体の一角が軟調となった。

 

公募増資を発表したすかいらーくが商いを集めて下落。

 

モブキャストやPCIHDはファイナンスが嫌気されて大きく値を崩した。

 

マザーズ銘柄の弱さが目立つ中、QDレーザやBASE、HENNGEなどが大幅安。

 

会員情報の流出を発表したネットマーケティングがストップ安比例配分と売りが殺到した。

 

日経平均は46円の上昇。

 

先週末の米国株はまちまちで、終値だけ見れば小動きの結果には意外感はない。

 

ただ、取引時間中には200円以上上昇する場面があったり、

 

物色の矛先がガラッと変わったりと、何か変化が出てきそうな雰囲気があった。

 

一時でも大きく上昇したのだから基調は上、と考えたいところだが、高値が28584円までありながら終値は28364円と、

 

戻り局面で上値はかなり抑えられた。

 

また、海運株が値を飛ばしてマザーズ指数が弱かった点は、グロース株の上昇一服を連想させる。

 

マザーズ指数が先導役となって上昇し、これに遅れて大型のハイテク株も水準を切り上げる、

 

そういった展開をイメージしていた投資家も多いと思われる。

 

強く買われた海運にしても、これだけ値幅が出てしまうと反動が警戒され、

 

結果、グロース、バリューともに買いづらさが意識される。

 

TOPIX(終値:1913p)が25日線(1913p、24日時点)近辺で終えており、

 

この先、バリュー向きの地合いとなるのであれば、同水準を明確に突破する展開が期待される。

 

今月10日に25日線を上回る場面があったが、この時は超えたところが天井となった。

 

バリュー向きとはならなくても、全体の底上げが進むことでこれより上が定着するようなら、

 

日本株の下値不安を和らげる材料となる。物色に変化が出てくるのかという点も含めて、TOPIXの動向を注視しておきたい。

 

【値上がり上位(全市場)】

  1. 不二硝子<5212> 2071円(+400)
  2. イーエムネットジャパン<7036> 2977円(+500)
  3. ランシステム<3326> 498円(+80)
  4. オンキヨーホームエンターテイメント<6628> 7円(+1)
  5. アルバイトタイムス<2341> 155円(+17)
  6. フジタコーポレーション<3370> 430円(+46)
  7. ファブリカコミュニケーションズ<4193> 7440円(+750)
  8. 不二精機<6400> 729円(+72)
  9. ヤマト<1967> 773円(+76)
  10. 芝浦電子<6957> 4860円(+430)

 

【ストップ高】

◆アマガサ<3070> 320円(+28) 時価総額12.2億円
エンタメ衣装のオサレ社と業務提携

 

◆ランシステム<3326> 498円(+80) 時価総額10.3億円
AOKIHD運営店舗へシステム導入

 

◆不二硝子<5212> 2071円(+400) 時価総額44.4億円
2連ストップ高。

 

◆キャリア<6198> 653円(+44) 時価総額56.3億円
2連ストップ高。人材派遣関連

 

◆イーエムネットジャパン<7036> 2977円(+500) 時価総額56.0億円
ソフトバンクと資本業務提携

 

【ストップ安】

◆ネットマーケティング<6175> 417円(-100) 時価総額62.3億円
婚活アプリで会員情報最大171万件流出の可能性

 

【気になる決算】

◆レアジョブ<6096> 1870円(-27) 時価総額178億円
今期配当を無配→11円実施へ

 

【新興株決算】

◆アスカネット<2438> 998円(-8) 時価総額174億円
前期経常を32%上方修正

 

◆ウィルソン・ラーニング・ワールドワイド<9610> 226円(-4) 時価総額11.7億円
今期最終は赤字縮小へ

 

◆NITTOK<6145> 3610円(+120) 時価総額653億円
今期配当を10円増額修正(年間配当30円→40年)

 

◆三栄コーポレーション<8119> 2019円(+9) 時価総額51.5億円
未定ふぁった今期配当は20円実施

 

【新興株】

◆日本一ソフトウェア<3851> 1200円(+64) 時価総額61.3億円
大幅続伸。
21日取引終了後に上限を5万株(発行済み株数の0.98%)とした自社株買いの実施を発表。
取得価額の総額は1億円で、取得期間は5月24日から8月23日まで。
安定した経営方針のもと、経営環境の変化に対応した機動的な資本政策を遂行することを目的としている。
需給の引き締まりを好感した動きが先行しているようだ。
また、1株当たりの年間配当金について、4円の普通配当に加えて1円の特別配当を実施することも発表している。

 

◆ライトアップ<6580> 3080円(+231) 時価総額179億円
大幅続伸。
クレディセゾン<8253>の子会社セゾン・ベンチャーズ(東京都豊島区)と連携して
中小企業のデジタルトランスフォーメーション(スモールDX)化を促進する
スタートアップ企業に対する支援を実施すると24日に発表している。
6月から定期的にスモールDXピッチイベントを開催する予定。
同イベント優秀者へ出資するほか、両社の法人顧客へのサービス紹介など営業支援を行う。

 

◆芝浦電子<6957> 4860円(+430) 時価総額378億円
急騰で年初来高値。
24年3月期に売上高350.00億円、売上高営業利益率18%以上、
自己資本利益率(ROE)13%以上を目標とする中期経営計画を発表している。
21年3月期の実績は売上高251.75億円、売上高営業利益率12.5%、ROE9.0%。
製造工程の効率化など品質・生産性向上に取り組むほか、
小型・薄型・高耐圧製品や高温センサなどの製品開発を行う。
また、オートモーティブ推進ハイブリッド車、電気自動車など環境対応車の普及に対応する。

 

◆ランシステム<3326> 498円(+80) 時価総額10.3億円
ストップ高。
AOKIホールディングス<8214>のグループ会社が運営する店舗にランシステムが
開発する無人化システムを導入し、連携を強化すると発表している。
同システムは、自動入退場システムや自動入会システムで店内オペレーションをセルフ化し、
効率的な店舗運営を促進するソリューション。
また、第三者割当増資で31万株を発行する。調達資金の約1.39億円は借入金の返済などに充てる。

 

◆イーエムネットジャパン<7036> 2977円(+500) 時価総額56.0億円
ストップ高。
ソフトバンク<9434>と資本業務提携すると発表している。
ソフトバンクが1株につき2257円(前営業日終値2477円)で株式公開買い付け(TOB)を実施する。
TOB期間は24日から6月21日まで。
上場は維持する方針だが、TOBの結果次第では上場廃止になる可能性がある。
業務提携では、インターネット広告を活用した法人顧客への戦略的提案のほか、
広告効果の分析から運用や改善に至るサービスを両社協業で提供する。

 

【売買代金】

東証一部  2兆1504億円

 

東証二部  232億円

 

東証マザーズ 1204億円

 

JASDAQ    739億円

 

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