マーケットまとめ

【マーケットまとめ】2021年6月9日 主役銘柄が休息し脇役銘柄が賑わう、あすは新興市場の動向に要注目

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【マーケットまとめ】2021年6月8日 ハイテク株への警戒は根強い、エーザイのストップ高は相場を刺激するか

【マーケットデータ】

日経平均   28860.80(-102.76)
TOPIX           1957.14(-5.51)
マザーズ         1174.18(+14.15)
NYダウ          34599.82(-30.42)
NASDAQ      13924.91(+43.19)
S&P500        4227.26(+0.74)
米ドル円       109

 

【マーケット話題】

東証1部の騰落銘柄数は値上がり972/値下がり1106。

 

証券会社が目標株価を引き上げたJALとANAが大幅上昇。

 

HISやエアトリ、オープンドアなどレジャー関連が強く、串カツ田中や鳥貴族など外食株の一角が買いを集めた。

 

不動産デベロッパーの動きの良さが目立っており、住友不動産が7%を超える上昇。

 

コーニングジャパンと長期供給契約を締結したと発表した倉元製作所がストップ高となった。

 

一方、レーザーテックや東京エレクトロンなど半導体株が大幅安。

 

証券会社が投資判断を引き下げたダイキンも大幅安となっており、

 

きのう弱さが目立ったレーザーテックとダイキンの売りが止まらなかったことは全体市場の重しとなった。

 

ソニーG、太陽誘電、TDKなどハイテク株の多くが軟調。

 

日本郵船など足元の値動きが良かった海運株が売りに押された。

 

直近で大きく上昇した銘柄の多くが崩れており、ペッパーフードサービスは大きく水準を切り上げて始まったものの急失速。

 

終値では7%を超える下落となった。

 

日経平均は場中はほとんど動きがなく、こう着感の強い1日となった。

 

レーザーテックの連日の大幅安を受けてもそこまで全体が崩れなかったのは、

 

当該銘柄がまだ大天井を打ったわけではなく、

 

FOMCを前に利益確定が急がれたのだと多くの投資家が考えているということだろう。

 

きょうの動きが弱かったハイテク株や海運株は、普段は相場の主役となることが多い。

 

一方、きょう強かった不動産株は、普段は物色の蚊帳の外となることが多い。

 

動きの鈍い主役にはひと休みしてもらい、脇役を集中的に物色するといった傾向が強まった。

 

目先はこういった売買が活発になるのかもしれないが、それにしても値動きが荒い。

 

あすはスマートフォンゲームを手掛けるワンダープラネットがマザーズ市場、

 

ITソリューション事業などを手掛けるテンダがジャスダックに、それぞれ上場する。

 

直近で新興市場の動きが良くなってきたが、IPOがこの流れを強めるのか、それとも水を差すのかが注目される。

 

今年の6月はIPOが非常に多い。

 

IPO銘柄が賑わい、新興市場全体も盛り上がるような流れになれば良いが、初値が飛んでもセカンダリーが萎むようだと、

 

IPO抽選にそなえた換金売りは急がれる一方、資金循環は期待できず、需給の悪化が警戒される。

 

あすは米5月消費者物価指数の発表やECB理事会を前に、大型株は一段と手掛けづらくなると思われる。

 

新興市場のセンチメントが悪化してしまうと、全体も早売りの傾向が強まる可能性があり、注意したい。

 

【値上がり上位(全市場)】

  1. 倉元製作所<5216> 195円(+50)
  2. 日本ケミファ<4539> 2771円(+500)
  3. 日本テクノ・ラボ<3849> 1393円(+231)
  4. オンデック<7360> 3365円(+496)
  5. 太洋工業<6663> 554円(+80)
  6. エーザイ<4523> 10755円(+1504)
  7. ステラファーマ<4888> 593円(+80)
  8. ツナググループ・ホールディングス<6551> 390円(+50)
  9. 大阪油脂工業<4124> 2100円(+227)
  10. ジャムコ<7408> 1209円(+129)

 

【ストップ高】

◆エーザイ<4523> 10755円(+1504) 時価総額3兆1896億円
FDAからアルツハイマー治療薬の承認取得

 

◆日本ケミファ<4539> 2771円(+500) 時価総額118億円
大日住薬と新規抗うつ・抗不安薬候補化合物を共同研究開発

 

◆倉元製作所<5216> 195円(+50) 時価総額66.0億円
コーニングジャパンとの長期供給契約を締結

 

◆太洋工業<6663> 554円(+80) 時価総額32.7億円
パッケージ基盤の欠損検出機能を強化した外観検査装置を開発

 

◆オンデック<7360> 3365円(+496) 時価総額96.4億円

 

◆山大<7426> 1512円(+154) 時価総額18.0億円

 

◆ラピーヌ<8143> 475円(+43) 時価総額12.2億円

 

【ストップ安】

なし

 

【気になる決算】

◆くら寿司<2695> 3950円(+70) 時価総額1635億円
上期経常が黒字浮上で着地・2-4月期も黒字浮上

 

◆アルペン<3028>
今期配当を5円増額修正(40円→45円)

 

【新興株決算】

◆大塚家具<8186> 310円 時価総額181億円
前期最終は23億円の赤字で着地、今期業績は非開示

 

【新興株】

◆マネーフォワード<3994> 6610円(+230) 時価総額3175億円
大幅続伸。
グループ会社のマネーフォワードケッサイ(東京都港区)が合弁会社の設立に向け、
三菱UFJ銀行と契約を締結したと発表している。
合弁会社の名称は「Biz Forward」(同)で、
中小企業向けオンラインファクタリング事業や三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>の
法人顧客を主な対象とした請求代行事業を開始する予定。
業務開始日は22年春頃を見込んでいる。

 

【売買代金】

東証一部   2兆3029億円

 

東証二部   334億円

 

東証マザーズ  1053億円

 

JASDAQ       691億円

 

【人気テーマ】

  1. 半導体
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  21. 2020年のIPO
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  28. 自動車部材・部品
  29. 居酒屋
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※株式売買は自己責任に基づいてご判断ください。

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