前日のマーケットまとめ↓
【マーケットまとめ】2021年6月11日 本日は9円安で週間では7円高、来週は日米中銀イベントに要注目
【マーケットデータ】
日経平均 213.07(+0.74)
TOPIX 1959.75(+5.73)
マザーズ 1198.72(+16.35)
NYダウ 34479.60(+13.36)
NASDAQ 14069.42(+49.09)
S&P500 4247.44(+8.26)
米ドル円 109
【マーケット話題】
東証1部の騰落銘柄数は値上がり1109/値下がり972。
ファーストリテイリングが2%を超える上昇。
ナスダックの引け味が良かったことから、エムスリーやレーザーテックなど、主力グロース株に資金が向かった。
ファナックやキーエンスなどFA関連も強い動き。
証券会社のリポートを材料にブリヂストンや横浜ゴムなどタイヤ株に買いが入った。
HISは上期が大幅最終赤字となったものの、悪材料で出尽くしとの見方から大幅上昇。
上方修正と増配を発表した神戸物産が急騰し、好決算が確認できたビューティガレージがストップ高まで買われた。
一方、任天堂やスクエニHDなど、ゲーム株が大幅安。
創業者である取締役会長の退任を発表したgumiは15%超の下落となった。
米国の長期金利低下傾向が嫌気され、三菱UFJや三井住友が売りに押された。
一部メディアで、マンションの施工不良が取り上げられたことを材料に、
名前の挙がった野村不HDと清水建設が後場に入って大きく値を崩した。
保守的な業績見通しに対しては株価の反応が厳しく、
今期営業減益計画を提示したアゼアスやMICS化学が急落した。
日経平均は高く始まった後に値を消したが、
萎んだままとはならずに200円を超える上昇。
終値は29161円で、600円高となった5月28日の終値29149円を上回った。
この5月28日以降、日経平均は29000円近辺での一進一退が続いているが、
6月に入って終値で29000円を上回ったのは、きょうを除くと2営業日しかなかった。
29100円台で終えたことは、もみ合い上放れをの期待を高める動きであったと言える。
今週は始まったばかりではあるが、週足では13週線(29098円、14日時点)を上回った。
15日からFOMCが開催されるため、目先は米国株も様子見となりそうで、
結果を消化する(東京市場では木曜17日)までは日本株も大きな動きは出づらいだろう。
その間は、13週線より上を維持できるかが焦点となる。
【値上がり上位(全市場)】
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大阪油脂工業<4124> 2506円(+500)
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イトクロ<6049> 1362円(+249)
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日本アジア投資<8518> 288円(+51)
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東洋刃物<5964> 1465円(+245)
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ビューティーガレージ<3180> 4380円(+700)
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Macbee planet <7095> 6510円(+1000)
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ASJ<2351> 1497円(+223)
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三井ハイテック<6966> 5020円(+705)
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リビングプラットフォーム<7091> 3570円(+500)
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ナイガイ<8013> 385円(+51)
【ストップ高】
◆ビューティーガレージ<3180> 4380円(+700) 時価総額279億円
前期実績・今期見通しとともに想定以上の拡大へ
◆グランディーズ<3261> 435円(+31) 時価総額15.8億円
上限20万株の自社株買い実施を発表
◆大阪油脂工業<4124> 2506円(+500) 時価総額26.9億円
◆東洋刃物<5964> 1465円(+245) 時価総額27.3億円
◆イトクロ<6049> 1362円(+249) 時価総額309億円
上半期業績をポジティブ視
◆三井ハイテック<6966> 5020円(+705) 時価総額1981億円
想定以上の大幅上方修正がインパクトに
◆Macbee Plamet<7095> 6510円(+1000) 時価総額208億円
22年4月期好業績見通しを好感
◆プリントネット<7805> 753円(+82) 時価総額41.1億円
第2四半期営業利益が通期計画上回る
【ストップ安】
◆グローム・ホールディングス<8938> 1724円(-494) 時価総額156億円
【東証1・2部決算】
◆エニグモ<3665> 1435円(+51) 時価総額612億円
2-4月期(1Q)経常は50%増益で着地
◆ミサワ<3169> 672円(+1) 時価総額47.8億円
2-4月期(1Q)経常は5倍増益で着地
【新興株決算】
◆プリントネット<7805> 753円(+82) 時価総額41.1億円
上期経常は黒字浮上・通期計画を超過、今期配当を10円に修正
◆サンバイオ<4592> 1503円(-39) 時価総額778億円
2-4月期(1Q)経常は赤字縮小で着地
◆明豊エンタープライズ<8927> 206円(+1) 時価総額50.8億円
8-4月期(3Q累計)経常は65%増益・通期計画を超過
◆CAICA<2315> 225円(+5) 時価総額143億円
上期経常が赤字縮小で着地・2-4月期も赤字縮小
◆セルソース<4880> 13500円(+530) 時価総額834億円
今期経常を35%上方修正・最高益予想を上乗せ
◆プレミアアンチエイジング<4934> 15900円(+410) 時価総額1386億円
8-4月期(3Q累計)経常は5.4倍増益・通期計画を超過
◆日本テレホン<9425> 494円(+27) 時価総額16.8億円
前期経常が上振れ着地・今期は10%増益へ
◆山王<3441> 1413円(+80) 時価総額70.7億円
今期経常を31%上方修正
◆ブシロード<7803> 3120円 時価総額513億円
2-4月期(3Q)最終は黒字浮上
◆coly<4175> 5190円(+70) 時価総額286億円
2-4月期(1Q)経常は3億円で着地
【新興株】
◆スマレジ<4431> 5900円(+520) 時価総額577億円
大幅反発。
21年4月期の営業利益は前期比12.6%増の8.45億円で着地した。
主力サービス「スマレジ」の登録店舗数が9万6000店を突破したようだ。
22年4月期の営業利益予想を同29.7%減の5.94億円と発表しているが、
前期の倍以上の費用を見込んだ積極的なマーケティングや広告施策を予定しているもよう。
また、中期経営計画を上方修正し、24年4月期のARR(年間経常収益)を
48.2億円から50.0億円(21年4月期は20.7億円)に引き上げた。
◆Macbee Planet<7095> 6510円(+1000) 時価総額208億円
ストップ高。
22年4月期の営業利益予想を前期比27.3%増の10.00億円と発表している。
新規取引先の獲得や既存取引先との取引規模の拡大に注力する。
また、主要取引先の美容業界(EC)や金融業界では新型コロナウイルス感染症の影響が限定的との見方を示している。
21年4月期の営業利益は7.85億円(前期比増減率は非開示)で着地しており、
アナリティクスコンサルティング事業などが堅調に推移したようだ。
◆メイコー<6787> 3230円(+268) 時価総額866億円
年初来高値。
18日付で東証ジャスダックから東証1部に上場市場が変更になると発表している。
1部上場に伴い、メイコー株は7月末からTOPIX(東証株価指数)の構成銘柄となる。
このため、指数に連動した運用を目指すパッシブファンドなどの需要を期待した買いが集まっているようだ。
同社株は5月28日に年初来高値(3085円)を記録した後に一時下押ししており、
押し目買いも入っているとみられる
【売買代金】
東証一部 1兆9646億円
東証二部 247億円
東証マザーズ 1202億円
JASDAQ 552億円
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