前日のマーケットまとめ↓
【マーケットまとめ】2021年6月15日 大型も中小型も強い上昇、トヨタの1万円乗せが物色意欲をくすぐるか
【マーケットデータ】
日経平均 29291.01(-150.29)
TOPIX 1975.86(+0.38)
マザーズ 1203.04(-1.59)
NYダウ 34299.33(-94.42)
NASDAQ 14072.85(-101.28)
S&P500 4246.59(-8.56)
米ドル円 110
【マーケット話題】
東証1部の騰落銘柄数は値上がり1213/値下がり876。
日経平均は3桁の下落となったが、値上がり銘柄は多かった。
日本郵船、川崎汽船、商船三井の海運大手3社が大幅上昇。
主力どころでは日立、ダイキン、サイバーエージェント、ZHDなどが強い動きを見せた。
日経新聞の次世代パワー半導体材料に関する記事を材料にAGCが大幅高となり、
タムラ製作所はストップ高比例配分。
株主優待導入を発表した白銅が急伸し、
中期経営計画が好感されたウエルスマネジメントがストップ高となった。
一方、任天堂やソニーGなどゲーム株が大幅安。
エムスリー、メドレー、メドピアなど医療系のグロース企業が売りに押された。
東京エレクトロンやレーザーテック、TDKなどハイテク株も多くが下落。
アフターコロナ関連の弱さが目立っており、JALやJR西日本が大きく売られた。
直近で騰勢を強めていた東洋刃物が一転急落。
今期の見通しが強い失望となったザッパラスが10%を超える下落となった。
本日マザーズに新規上昇した全研本社は、公開価格を1割強上回る初値をつけたが、
その後は売りに押されており、終値は初値を大きく下回った。
セカンダリーの弱さが意識されたか、6月上場のワンダープラネットやテンダが急落した。
日経平均は終日軟調。
TOPIXが早々にプラス転換しただけに連れ高してほしかったところではあるが、
FOMCの結果発表前でもあり、買いは手控えられた。
今回のFOMCは、FRBがテーパリング(量的緩和の縮小)に対して具体的に言及するかが注目点となる。
テーパリングに関しては米国の長期金利上昇と株安を招くとの見方もあるが、
むしろ道筋が示された方が、日々の経済指標や長期金利に一喜一憂しなくて良くなる分、
債券市場も株式市場も安定するとの見方もある。
今回はさまざまなシナリオが想定される分、どのパターンもある程度は事前に織り込まれてはいるだろう。
結果発表直前にナスダックが高値を更新したことを踏まえると、
FOMCは株式市場にポジティブなイベントとなる可能性の方が高いと考える。
日本株への影響という点では、為替に大きな動きが出てくるかが注目される。
最近の傾向をみると、日経平均はドル円が円安に傾いていれば値動きが良くなるが、
円高に傾いていると、米国株が上昇しても反応が甘くなることが多い。
足元では節目の110円近辺で一進一退が続いている。
110円より上が定着してくるようであれば、日経平均も3万円が視野に入ってくるだろう。
【値上がり上位(全市場)】
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フォーカスシステムズ<4662> 1350円(+300)
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イントランス<3237> 97円(+18)
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ウェルス・マネジメント<3772> 2292円(+400)
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中央製作所<6846> 1280円(+204)
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Macbee Planet<7095> 8500円(+1250)
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タムラ製作所<6768> 701円(+100)
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サイバートラスト<4498> 7150円(+1000)
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日建工学<9767> 2020円(+250)
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自律制御システム研究所<6232> 2798円(+296)
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global brige HOLDINGS<6557> 1125円(+109)
【ストップ高】
◆ウェルス・マネジメント<3772> 2292円(+400) 時価総額195億円
新中期計画が評価される
◆ニックス<4243> 899円(+53) 時価総額20.9億円
ポストコロナ関連
◆サイバートラスト<4498> 7150円(+1000) 時価総額286億円
◆フォーカスシステムズ<4662> 1350円(+300) 時価総額220億円
◆自律制御システム研究所<6232> 2798円(+296) 時価総額305億円
日本郵便と日本郵政キャピタルの2社と業務提携
◆タムラ製作所<6768> 701円(+100) 時価総額580億円
◆中央製作所<6846> 1376円(+300) 時価総額10.8億円
半導体製造装置関連
【ストップ安】
なし
【東証1・2部決算】
◆GameWith<6552> 621円 時価総額114億円
前期経常を赤字縮小に上方修正
【新興株決算】
◆
【新興株】
◆全研本社<7371> 1413円 時価総額167億円
公開価格(1350円)を11.6%上回る1506円で初値を付けた。
会社設立は78年7月14日。
各種デジタルメディアの企画・開発などのほか、語学教室・研修や不動産賃貸などが事業の柱。
21年6月期の営業利益予想は前期比66.4%増の12.56億円。
コンテンツマーケティング事業などのITセグメントが堅調に推移するほか、
不動産セグメントが伸長して利益が拡大する見通し。
第3四半期累計の実績は8.61億円となっている。
◆自律制御システム研究所<6232> 2798円(+296) 時価総額305億円
一時ストップ高。
日本郵政<6178>グループの日本郵便(東京都千代田区)及び
日本郵政キャピタル(同)と業務提携契約を締結すると発表している。
日本郵便が運送業務を行う全物流に対応し、
郵便局社員らの操縦習熟度に依存しない安全性能等を有する
ドローンや付随するシステムを開発する。
また、日本郵政キャピタルを割当先として新株125万9400株を発行する。
調達資金の約29.4億円は研究開発費などに充てる。
【売買代金】
東証一部 2兆4262億円
東証二部 222億円
東証マザーズ 1674億円
JASDAQ 492億円
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