マーケットまとめ

【マーケットまとめ】2021年6月18日  先週は7円高で今週は15円高、来週は材料難の中でIPOラッシュに突入

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【マーケットまとめ】2021年6月17日 FRBのタカ派姿勢を嫌気して大幅安、日銀会合は無風通過か

【マーケットデータ】

日経平均   28964.08(-54.25)
TOPIX           1946.56(-17.01)
マザーズ         1177.17(-5.48)
NYダウ          33823.45(-210.22)
NASDAQ      14161.35(+121.66)
S&P500        4221.86(-1.84)
米ドル円       110

 

【マーケット話題】

東証1部の騰落銘柄数は値上がり540/値下がり1570。

 

ナスダック高を手掛かりに、信越化学や村田製作所、アドバンテストなどハイテク株の多くが上昇。

 

日本電産が4%超の上昇と動きの良さが目立った。

 

直近で売り込まれていたエムスリーやメドピアが大幅高。

 

好材料が複数あったエーザイが6%近い上昇で12000円台に乗せた。

 

自己株取得を発表したバイタルKSKとファンコミュニケーションズが急伸。

 

証券会社の新規カバレッジが入ったOBCが買いを集めた。

 

一方、景気敏感株にアゲインストな地合いの中、

 

日本郵船、商船三井、川崎汽船の海運大手3社がそろって急落。

 

日本製鉄やJFEHD、神戸鋼など鉄鋼株も軒並み安となった。

 

米長期金利を嫌気して、三菱UFJや三井住友など銀行株が下落。

 

第一生命やSOMPOなど保険株も厳しい下げとなった。

 

JAL、ANAやJR西日本、西武HDなどアフターコロナ関連の多くが大幅安。

 

株主優待の一部変更が嫌気されたクロスフォーが急落した。

 

マザーズに新規上場したEnjinは、高い初値をつけた後、前場までは勢い良く上昇した。

 

しかし、後場に入ると失速し、終値は初値を若干上回る程度にとどまった。

 

日経平均は上昇して始まったものの、プラスを維持できず3日続落。

 

ただ、東証1部で1500以上の銘柄が値下がりしたことを鑑みると、よく50円程度の下落にとどめたと言える。

 

やはり、ハイテク株に買いが入ってくれば、日経平均は下げづらくなる。

 

ここ数週間は、26週線(28876円、18日時点、以下同じ)と

 

13週線(29083円)に挟まれた格好での一進一退が続いている。

 

今週、日米中銀イベントを消化してもどちらもブレークすることはなかったため、

 

もうしばらくもみ合いが続きそうではある。

 

ただ、今週は前半に29400円台まで上昇した一方で、下値は堅かった。

 

ハイテク株にも復活の兆しが見られており、上放れへの意識を持っておきたい局面だ。

 

【来週の見通し】

もみ合いか。国内は目立った材料に乏しく、米国株にらみの展開が想定される。

 

6月FOMCはタカ派色の強い内容となったが、その後の米国株の反応を見ると、

 

金利上昇に耐性があるとみられる景気敏感株が弱く、逆にグロース株は底堅く推移している。

 

米国では5月耐久財受注や1-3月期GDP確報値など経済指標がいくつか出てくるため、

 

これらを確認しながら、グローバルトレンドが変化したのか否かを探る地合いが続くだろう。

 

業種や銘柄で濃淡が出ると思われるため、全体の方向性は大きく変化しないと予想する。

 

IPOが集中する週で、REITを含めて一気に13社が新規上場する。

 

新規上場銘柄には値幅を求めた資金が殺到すると思われるため、

 

大型株が手掛けづらくなった場合でも、強くリスクオフに傾くようなことにはならないだろう。

 

【今週を振り返る】

前半堅調、後半軟調で、週間では小幅高。週後半にFOMCを控えるスケジュールではあったが、

 

これを前にナスダックやS&P500が史上最高値を更新してきたことから、日経平均も上を試しに行った。

 

ただ、29400円まで上昇したところでは節目の29500円を前に押し戻された。

 

6月FOMCでは、出てきた内容はタカ派色の強いものになり、米10年債利回りが上昇。

 

グロース株の売り材料となった。

 

金利上昇は一時的な反応にとどまったが、今度は金利低下を受けて米国で景気敏感株が売られたことから、

 

18日の東京市場では景気敏感株のほか、値持ちの良かったトヨタなどが大幅安。

 

全般的に手仕舞いムードが強まった。日経平均は週間では約15円の上昇。

 

週初に高く始まったことから、週足では3週連続で陰線を形成した。

 

【値上がり上位(全市場)】

  1. FRS<9423> 149円(+49)
  2. NFKホールディングス<6494> 155円(+20)
  3. ウッドフレンズ<8886> 2461円(+301)
  4. MS-Japan<6539> 1241円(+151)
  5. 大黒屋ホールディングス<6993> 69円(+7)
  6. 三井ハイテック<6966> 6370円(+630)
  7. バイタルケーエスケー・ホールディングス<3151> 762円(+71)
  8. 大阪油脂工業<4124> 2645円(+245)
  9. ピクセラ<6731> 25円(+2)
  10. ウイルテック<7087> 1420円(+110)

 

【ストップ高】

◆エコミック<3802> 558円(+31) 時価総額21.1億円

 

◆テーオーホールディングス<9812> 393円(+2) 時価総額35.1億円
木材関連の一角

 

【ストップ安】

なし

 

【東証1・2部決算】

◆名糖産業<2207> 1552円(-2) 時価総額268億円
今期最終を一転4.7倍増益に上方修正・15期ぶり最高益更新へ

 

【新興株決算】

◆サンオータス<7623> 505円(+20) 時価総額16.3億円
今期経常は39%減益

 

【新興株】

◆Enjin<7370> 2198円 時価総額154億円
公開価格(1380円)を55.8%上回る2150円で初値を付けた。
会社設立は07年3月6日。
法人や経営者、医療機関・医師向けPR支援サービスの提供などを手掛ける。
21年5月期の営業利益予想は前期比65.2%増の4.99億円。
プラットフォームを利用したメディアと顧客を直接つなぐマッチングサービスが伸長し、
利益を押し上げる見通し。第3四半期累計の実績は4.18億円で、進捗率は83.8%となっている。

 

◆ヒューマン・メタボローム・テクノロジーズ<6090> 912円(+42) 時価総額53.8億円
大幅に反発。
東京医科歯科大学と新型コロナウイルス感染症に関する共同研究契約を締結したと発表している。
ヒューマン・メタボローム・テクノロジーズが提供するメタボローム解析データに、
東京医科歯科大学が保有する臨床情報や血液検査などの各種検査データを組み合わせる。
機械学習など最新のデータ解析手法を用いて重症度と関連する代謝物質を特定し、
新たな治療法の開発に貢献することを目指す。

 

【売買代金】

東証一部   3兆5356億円

 

東証二部   253億円

 

東証マザーズ  1636億円

 

JASDAQ       690億円

 

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