マーケットまとめ

【マーケットまとめ】2021年6月25日 前半乱高下も週間では上昇、来週は米雇用統計を前に上値は重いか

 

【マーケットデータ】

日経平均   29066.18(+190.95)
TOPIX           1962.65(+15.55)
マザーズ         1196.68(+15.44)
NYダウ         34196.82(+322.58)
NASDAQ     14369.70(+97.97)
S&P500       4266.49(+24.65)
米ドル円       110

 

【マーケット話題】

東証1部の騰落銘柄数は値上がり1595/値下がり504。

 

ナスダックの高値更新を追い風にレーザーテックが3%近い上昇。

 

テスラ株を売却していたと報じられたパナソニックが買いを集めた。

 

資生堂や日立、日本製鉄などが大幅高。

 

良好な5月月次が確認できた神戸物産が年初来高値を更新した。

 

メルカリが5%超の上昇と上方修正を好感した買いが続き、マザーズ指数の押し上げ役となった。

 

一方、米国のライバル企業からアルツハイマー治療薬に関する好材料が出てきたことから、エーザイが4%近い下落。

 

任天堂やファーストリテイリングなど値がさの一角が軟調となった。

 

決算が売り材料となった日本オラクルは15%近い下落となり年初来安値を更新。

 

IPO市場がふるわない中、アイPFやデコルテHD、アルマードなど、直近上場銘柄が厳しい下げとなった。

 

IPOは持ち越し1社を含めて3社の初値がついた。

 

日本電解は公開価格と同値で初値が付き、その後は小動き。

 

終値は初値を上回った。2日目で公開価格比2.5倍の初値をつけたベイシスは、

 

その後も上値を伸ばし、ストップ高をつける場面もあった。

 

ステムセル研究所は高い初値をつけたものの早々に失速し、ストップ安まで売り込まれた。

 

日経平均は21日に953円下げたが、週間ではプラスで終えた。

 

今年は月に一度くらいのペースで大きな下げに見舞われているため、

 

良くも悪くも大幅安には慣れた感があるが、急落があった週にプラスとなった点は特筆される。

 

大きく下げたのが月曜だったからという点もあるが、週初から崩れれば警戒が残るため、

 

その後に切り返しても戻り売りは出やすい。

 

週足チャートをみると、それまで何とか26週線近辺で踏みとどまっていたところから週初に明確にこれを割り込んでおり、

 

テクニカル面からは下げ加速となっても不思議はなかった。

 

来週は下げの特異日である月内最終日(6月30日)を含むため、

 

再度下を見に行くことになるかもしれない。

 

ただし、来週大幅安を回避して6月米雇用統計を波乱なく通過できれば、

 

翌週以降は下押し圧力が和らぎ、上を試しやすくなると予想する。

 

【来週の見通し】

軟調か。

 

国内外で重要な経済指標の発表が多い。

 

中でも注目は週末7月2日の米6月雇用統計となる。

 

6月FOMCでFRBがややタカ派に傾いたことを確認したばかりのため、

 

雇用の改善が顕著となった場合には、

 

テーパリング(量的緩和縮小)や利上げの時期が早まるとの警戒が強まりやすい。

 

発表を前にしては、腰の入った買いは入らないとみておいた方が良い。

 

また、7月4日(日)には東京都議選の投開票が控えている。

 

結果は国政にも影響を及ぼすとみられているため、

 

情勢によっては、こちらもリスク回避の売りを誘う材料となり得る。

 

ただ、足元で米国株の動きが良くなっていることや、ドル円が円安に振れていることなどから、

 

大きく崩れる展開は想定しづらい。

 

基本観は現状水準で経済指標などをにらみながらの一進一退だが、

 

週内で消化できない重要イベントがある分、弱材料に対するネガティブな反応の方が大きくなると予想する。

 

【今週を振り返る】

日経平均は週初の21日に953円安となったが、翌22日には873円高と乱高下。

 

米要人発言に一喜一憂した。

 

一方、強弱感が交錯したことで、23日と24日は値幅が出ず、手詰まり感が強く意識された。

 

S&P500とナスダックが史上最高値を更新したことを追い風に、25日は上昇。

 

上げ下げあったが週間では上昇を達成した。イベントが少ない中でIPOはラッシュの週となったが、

 

需給の悪化が警戒された上に、全体市場にも不安定な動きが見られたことから、

 

公募価格割れとなる銘柄が続出した。

 

日経平均は週間では約102円の上昇となり、週足では4週ぶりに陽線を形成した。

 

【来週の予定】

国内では、日銀金融政策決定会合の「主な意見」 (6/17~18開催分)(6/28)、

 

5月失業率、5月有効求人倍率、5月商業動態統計(6/29)、

 

5月鉱工業生産、5月住宅着工統計(6/30)、

 

6月日銀短観、6月新車販売台数(7/1)などがある。

 

海外では、世界最大級のモバイル展示会「モバイル・ワールド・コングレス2021」(スペイン・バルセロナ、~7/1)(6/28)、

 

米4月S&Pコアロジック・ケース・シラー住宅価格指数、

 

米6月消費者信頼感指数(6/29)、

 

中国6月製造業PMI、

 

米6月ADP全米雇用リポート、

 

米5月NAR仮契約住宅販売指数(6/30)、

 

中国6月財新製造業PMI、

 

ユーロ圏5月失業率、

 

米6月ISM製造業景気指数(7/1)、

 

米6月雇用統計、

 

5月貿易収支、5月製造業受注(7/2)などがある。

 

【値上がり上位(全市場)】

  1. 東京コスモス電機<6772> 1394円(+300)
  2. 大黒屋ホールディングス<6993> 101円(+17)
  3. セブン工業<7896> 587円(+79)
  4. フルッタフルッタ<2586> 237円(+31)
  5. 岡本工作機械製作所<6125> 6130円(+690)
  6. オプトエレクトロニクス<6664> 797円(+82)
  7. プロルート丸光<8256> 259円(+25)
  8. 平賀<7863> 1152円(+105)
  9. ヒューマン・アソシエイツ・ホールディングス<6575> 818円(+74)
  10. ヒューマンクリエイションホールディングス<7361> 3865円(+345)

 

【ストップ高】

◆東京コスモス電機<6772> 1394円(+300) 時価総額22.0億円

 

【ストップ安】

◆アイ・パートナーズフィナンシャル<7345> 7550円(-1420) 時価総額59.7億円
利益確定売り優勢で投資資金の調達目的も

 

【東証1・2部決算】

◆高島屋<8233>
3-5月期(1Q)経常は黒字浮上で着地

 

【新興株決算】

◆出前館<2484> 1777円(-16) 時価総額1519億円
今期最終を赤字拡大に下方修正、対純資産で75%の赤字

 

【新興株】

◆アイ・パートナーズフィナンシャル<7345> 7550円(-1420) 時価総額59.7億円
大幅安。
目立った手掛かりが見当たらない中、利益確定売りが優勢となっている。
同社は23日に上場したばかり。
24日に公開価格(3120円)の3.2倍となる9880円で初値を付けた後、
初値比910円安の8970円で取引を終えた。
順調な初値形成を受けていったん利益を確保する動きが出たことに加え、
来週以降も新規株式公開(IPO)が相次ぐことから、
投資資金を調達する目的で直近の新規上場銘柄が売られているようだ

 

◆日本電解<5759> 1967円 時価総額143億円
公開価格(1900円)と同額の1900円で初値を付けた。
事業内容は電解銅箔の製造販売。
22年3月期の営業利益予想は前期比147.5%増の13.04億円。
自動車メーカーの生産活動が新型コロナウイルス感染拡大前の水準まで回復しており、
車載電池用銅箔の需要が堅調に推移すると見込む。
回路基板用銅箔も通信機器の5Gシフトや新規顧客の獲得で販売数量が増加し、
利益倍増に貢献すると想定している。

 

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