前日のマーケットまとめ↓
【マーケットデータ】
日経平均 29048.02(-18.16)
TOPIX 1965.67(+3.02)
マザーズ 1207.04(+10.36)
NYダウ 34433.84(+237.02)
NASDAQ 14360.38(-9.32)
S&P500 4280.70(+14.21)
米ドル円 110
【マーケット話題】
東証1部の騰落銘柄数は値上がり1466/値下がり624と、
指数がさえない割には値上がり銘柄は多かった。
ファーストリテイリングが2%を超える上昇となり、
米国の事業買収に進展があったセブン&アイが大幅高。
良品計画やあさひ、神戸物産なども強く、小売株の動きの良さが目立った。
日本製鉄やJFEHDなど鉄鋼大手が大幅上昇。
傘下企業が手掛けるスマホアプリの好調を手掛かりにバンクオブイノベーションが値を飛ばし、
九電工との資本業務提携を発表したセントラル総合開発がストップ高となった。
一方、ナスダック安を嫌気して、東京エレクトロンやレーザーテックなど半導体株が軟調。
証券会社が投資判断を引き下げたエーザイが売りに押された。
投資ファンドの保有株売却が判明したリコーが4%を超える下落。
下方修正を発表した出前館とパレモHDが急落した。
先週、初値形成後に一段高となったベイシスは、きょうは売りが殺到してストップ安となった。
きょうマザーズに新規上場したコンフィデンスは、高い初値をつけたものの3000円を超えたところで急失速。
終値は初値を大きく下回り安値引けとなった。
日経平均は週明けから小動き。
週末の米6月雇用統計を前に、早くも売買手控えモードに入ったような1日となった。
S&P500の高値更新を好感できなかった点は物足りないが、
案外のスタートとなった割には売り急ぐような動きは見られなかった。
月内最終日(30日)がこのところ下げの特異日となっているため、
あす29日は相当な好材料がない限り、上値は重いと考える。
ジャスダック平均と2部指数が年初来高値を更新しており、
ニッチな市場の銘柄が幕間つなぎ的に物色されそうだ。
ジャスダック指数は高値が3996.76pまであった。節目の4000pをあっさり超えてくるかが注目される。
【値上がり上位(全市場)】
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大運<9363> 403円(+77)
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セントラル総合開発<3238> 437円(+80)
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大黒屋ホールディングス<6993> 123円(+22)
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日本電解<5759> 2367円(+400)
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スリー・ディー・マトリックス<7777> 322円(+42)
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グローバルダイニング<7625> 582円(+67)
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川口化学工業<4361> 1470円(+148)
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セキド<9878> 2224円(+210)
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大泉製作所<6618> 1196円(+109)
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中外鉱業<1491> 34円(+3)
【ストップ高】
◆セントラル総合開発<3238> 437円(+80) 時価総額33.9億円
九電工と資本・業務提携を発表
◆アイビー化粧品<4918> 736円(+36) 時価総額37.6億円
AIの画像認識活用した『肌解析システム』導入
◆日本電解<5759> 2367円(+400) 時価総額172億円
報道番組『ワールドビジネスサテライト』にて同社が紹介され
◆大運<9363> 403円(+77) 時価総額25.1億円
上限120万株または3億円の自社株買いが材料視
【ストップ安】
◆ベイシス<4068> 5030円(-1000) 時価総額88.4億円
◆五洋インテックス<7519> 60円(-30) 時価総額6.5億円
7月26日付で上場廃止、内部管理体制の改善なされず
【東証1・2部決算】
◆しまむら<8227> 10320円(+380) 時価総額3809億円
3-5月期(1Q)経常は黒字浮上で着地
◆象印マホービン<7965> 1752円(+28) 時価総額1272億円
上期経常が54%増益で着地・3-5月期は黒字浮上
◆ヒマラヤ<7514> 1162円(+89) 時価総額143億円
今期経常を33%上方修正
◆マーチャント・バンカーズ<3121> 311円(-1) 時価総額86.7億円
今期経常を75%上方修正
【新興株決算】
◆出前館<2484> 1550円(-227) 時価総額1325億円
今期最終を赤字拡大に下方修正、対純資産で75%の赤字
◆NaITO<7624> 191円 時価総額105億円
3-5月期(1Q)経常は2.3倍増益で着地
【新興株】
◆出前館<2484> 1550円(-227)
出前館<2484>は下落。
前週末25日の取引終了後、21年8月期の連結業績予想について、
営業損益を130億円の赤字から190億円の赤字(前期26億2300万円の赤字)へ
下方修正すると発表しており、これが嫌気されているようだ。
シェアリングデリバリーのエリア拡大に向けた施策の前倒しや、
ユーザー・配達員の囲い込みなどの積極的な投資を行ったことが主な要因。
一方、出前館事業のサービス拡大が好調に推移したことから、
売上高は280億円から290億円(前期比2.8倍)へ上振れる見通し。
なお、同時に発表した第3四半期累計(20年9月~21年5月)決算は、
売上高184億9300万円(前年同期比2.7倍)、
営業損益129億700万円の赤字(前年同期16億800万円の赤字)だった。
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