前日のマーケットまとめ↓
【マーケットデータ】
日経平均 28598.19(-185.09)
TOPIX 1948.99(-7.32)
マザーズ 1190.83(-9.54)
NYダウ 34786.35(+116.94)
NASDAQ 14639.32(+116.94)
S&P500 4352.34(+32.40)
米ドル円 110
【マーケット話題】
東証1部の騰落銘柄数は値上がり749/値下がり1346。
米国でハイテク株の動きが良かったことを手掛かりに、レーザーテックが3%近い上昇。
日立や富士通など総合電機の一角に買いが入った。
日本郵船、川崎汽船、商船三井の海運大手3社がそろって上昇。
JAL、ANAやHIS、串カツ田中、ルネサンスなど、
アフターコロナ関連の多くがしっかりとした動きを見せた。
材料のあった銘柄に資金が集中しており、
決算が好感されたTSIHDやミタチ産業が急騰した。
一方、「ビジョン・ファンド」が筆頭株主となっている中国企業にネガティブなニュースが出てきたことから、
ソフトバンクGが5%を超える下落。年初来安値を更新した。
6月の国内ユニクロ月次が弱かったファーストリテイリングが2%近い下落となっており、
指数寄与度の大きい2銘柄が日経平均を押し下げた。
米長期金利の低下を受けて、三菱UFJや三井住友、第一生命など金融株が軟調。
良品計画は3Q決算を好感する格好で上昇して始まったが、
6月度の月次が弱かったことから、買いが続かず大幅安となった。
霞ヶ関キャピタルは3Qの営業赤字が嫌気されて大きく値を崩した。
日経平均は3桁の下落。
米国では3指数の中で出遅れ感のあったダウ平均が史上最高値を更新してきたが、
これに好反応することができなかった。
タイミング悪くソフトバンクGとファーストリテイリングに悪材料が出てきたということもあったが、
これらを避けた上で業績期待の高いものを物色するような動きは見られず、
市場参加者の関心は値幅の出る直近IPO株に向かった。
日本株は衆議院選挙が終わるまでは、米国株に見劣りする状況が続くかもしれない。
これの前哨戦とみられていた東京都議選では、自民党は第一党にはなったが、
自公で過半数は獲得できなかった。
この結果をみると菅総理は解散カードを切りづらい。
外国人投資家は、コロナ対応が遅れている上に、政局不安のリスクがある日本株を買う優先度が低くなる。
現状では野党が批判票の受け皿になるほど支持を集めていないため、
選挙日程が決まれば、これを材料に見直し買いが入ると思われる。
ただし、仮に東京五輪開催時にコロナ感染が拡大するような事態となった場合、
その後に選挙を実施すれば政権与党は相当な苦戦が予想される。
7月の株式市場は政治に翻弄される確率が高まってきた。
【値上がり上位(全市場)】
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INEST<3390> 135円(+30)
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アイビー化粧品<4918> 1425円(+300)
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コンフィデンス<7374> 4120円(+700)
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日本電解<5759> 4135円(+700)
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ミタチ産業<3321> 855円(+140)
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トラストホールディングス<3286> 855円(+140)
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アイドマ・ホールディングス<7373> 4885円(+700)
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アルマード<4932> 1051円(+140)
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ツクルバ<2978> 865円(+102)
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TSIホールディングス<3608> 368円(+34)
【ストップ高】
◆トラストホールディングス<3286> 501円(+80) 時価総額26.1億円
◆アイビー化粧品<4918> 1425円(+300) 時価総額72.7億円
3連ストップ高 化粧品関連
◆アルマード<4932> 1051円(+140) 時価総額109億円
化粧品関連
◆日本電解<5759> 4135円(+700) 時価総額300億円
◆アイドマ・ホールディングス<7373> 4885円(+700) 時価総額360億円
2021年IPO
◆コンフィデンス<7374> 4120円(+700) 時価総額188億円
2021年IPO 人材派遣関連
【ストップ安】
なし
【東証1・2部決算】
◆ネクステージ<3186> 1821円(+8) 時価総額1456億円
上期経常は黒字浮上で上振れ着地
◆フジ<8278> 1976円(-19) 時価総額757億円
3-5月期(1Q)経常は2.5倍増益で着地
◆キューソー流通システム<9369> 1715円(+2) 時価総額217億円
上期経常が77%増益で着地・3-5月期も3.3倍増益
◆薬師堂ホールディングス<7679> 2351円(-16) 時価総額464億円
3-5月期(1Q)経常は10%減益で着地
◆バイク王&カンパニー<3377> 769円(+25) 時価総額118億円
上期経常が4.6倍増益で着地・3-5月期も93%増益
【新興株決算】
◆メディカル一光グループ<3353> 2882円(+51) 時価総額117億円
【新興株】
◆ Iceco Inc <7698> 2095円(+166)
大幅続伸。
民放の経済系情報番組の予告で、
11日の新規上場企業特集で取り扱う企業の一つとして登場し、
買い材料視されている。
予告では「アイスをお店に並べて400億円」などと伝えられている。
同様にQDレーザ<6613>も「レーザーで網膜に直接写すメガネ」などと題して取り上げられる見込み。
番組で企業の取り組みが紹介されれば、
個人投資家などからの資金流入が期待できるとの見方から買われているようだ。
◆プロルート丸光<8256> 262円(+16)
大幅続伸。
新型コロナウイルスワクチン接種後の中和抗体の有無を尿で確認する
抗体検出キットをMRT<6034>を通じて医療機関向けに先行販売すると発表している。
尿で抗体の有無を判定するため、使用者への負担が少なく痛みもない。
判定時間は15分としている。30日までに注文した顧客に対し、
通常価格から20%割引の特別キャンペーンを実施する。
MRTも3日ぶりに反発している。
◆INEST<3390> 135円(+30)
大幅に反発。
連結子会社のPatch(東京都豊島区)が
住宅ローンテック企業のiYell(東京都渋谷区)と協業すると発表している。
住宅を購入する顧客と住宅を販売する住宅事業者の双方に役立つサービスを紹介する
iYellの「いえーるスマートクラブ」を通じ、
引っ越しを伴う入居者を対象に電気・ガス・水道・インターネット回線などの
利用開始手続きをアドバイザーが無料で案内するPatchの「Lifeline Advisor」を提供する。
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