マーケットまとめ

【マーケットまとめ】2021年7月16日 週間ではプラスも3日連続3桁下落、来週は大型連休を前に買いは手控えか

前日のマーケットまとめ↓

 

【マーケットデータ】

日経平均 28003.08(-276.01)
TOPIX        1932.19(-7.42)
マザーズ        1158.70(-2.00)
NYダウ      34987.02(+53.79)
NASDAQ     14543.13(-101.81)
S&P500      4360.03(-14.27)
米ドル円       109

 

【マーケット話題】

東証1部の騰落銘柄数は値上がり1008/値下がり1058と、

 

日経平均が200円を超える下げとなった割には値上がり銘柄は多かった。

 

海運株が買いを集めており、日本郵船、川崎汽船、商船三井がそろって大幅高。

 

日本製鉄、神戸鋼、JFEHDの鉄鋼大手も強い上昇となった。

 

インドネシアで新規に銅精錬関連の業務を受注したと発表した千代田化工建設が7%高。

 

1Qが大幅増益となったベイカレントが全市場の売買代金トップ10入りする大商いで騰勢を強めた。

 

業績関連のリリースで跳ねた銘柄は多く、

 

今期大幅増益計画のきずなHDや1Q大幅増益の幸和製作所は、

 

場中は値が付かずストップ高比例配分となった。

 

一方、米バイオジェンと共同開発したアルツハイマー病治療薬に関して、

 

米国の主要医療センターが投与を当面見送ると伝わったことを材料に、

 

エーザイが13%近い下落。

 

通期の営業利益見通しを下方修正したファーストリテイリングが2%を超える下落となり、

 

両銘柄の下げが日経平均を大きく押し下げた。

 

米半導体株の下落を嫌気してアドバンテストや東京エレクトロンが軟調。

 

ソニーGや任天堂などゲーム株も売りに押された。

 

1Q決算が失望を誘ったテラスカイやJMACSが大幅安。

 

1Qが大幅減益となった東京衡機が15%超下落した。

 

本日マザーズに新規上場したラキールは、

 

前引け間際に高い初値をつけた後、ストップ高で取引を終えた。

 

日経平均は大幅安。

 

後場に下げ幅を2桁に縮める場面があったものの、

 

戻し切れず3営業日連続で3桁の下落となった。

 

ファーストリテイリングとエーザイの弱さが目立ったが、

 

特にファーストリテイリングは、前日にも下げていただけに気になる動きである。

 

カジュアル衣料業界では高い収益力を誇り、

 

今回の決算もそこまで悪い内容ではない。

 

ただ、日銀がETFの買い入れルール変更を発表した3月以降は下げ基調が続いており、

 

業績云々というより、日銀が225型のETFを買わないとしたことで、売られやすくなっている。

 

これが単純にファーストリテイリングだけが弱いという話であれば、

 

この銘柄を避ければ良いだけだが、日経平均が一緒に大きく下げてしまうと、

 

当然他の銘柄にも悪影響は出てくる。

 

ファーストリテイリングの弱い基調が続くようだと、

 

同様に指数寄与度の大きいソフトバンクGの決算のタイミングでも、

 

似たような動きが出てくる懸念がある。

 

ファーストリテイリングが来週早々に切り返してくれば、

 

そういった悪循環への警戒が若干後退すると思われるだけに、

 

同社の来週の値動きは注目される。

 

【来週の見通し】

弱含みの展開を予想する。

 

22日木曜が海の日、23日金曜がスポーツの日で祝日となり、

 

立ち合いは前半3営業日のみ。

 

水曜21日に注目度の高い日本電産の決算が出てくるほか、

 

欧州では22日にECB定例理事会が開催されるが

 

、東京市場でこれらを消化するのは連休明けとなる。

 

基本的には決算発表本格化を前に、

 

売買手控えで様子見姿勢の強い地合いが続くと想定。

 

ただし、新型コロナウイルスの感染拡大傾向が続く中では

 

市場の空白はリスクとして意識されやすく、大型連休前に上値は追いづらいだろう。

 

【今週を振り返る】

前半堅調、後半軟調となった。

 

9日の米株市場で主要3指数が史上最高値を更新したことを受けて、

 

週明け12日の日経平均は600円を超える大幅上昇。

 

翌13日も3桁の上昇となり、前の週に大きく下げた分を取り戻した。

 

しかし、中盤以降は戻り売りに押される展開。

 

米国株は高値圏での推移が続いたものの、

 

3指数の方向性がそろわない日も多かったことから、

 

先行き不透明感が強まった。

 

木曜15日には後場に大きく値を崩すなど不安定な動きが見られ、

 

金曜16日には大幅安となり、一時28000円を割り込んだ。

 

ただし前半の貯金が大きく、週間ではプラスを達成。

 

日経平均は週間では約62円の上昇。

 

週足では3週連続で陰線を形成した。

 

【値上がり上位(全市場)】

  1. オンキヨーホームエンターテイメント<6628> 3円(+1)
  2. エヌリンクス<6578> 387円(+80)
  3. きずなホールディングス<7086> 2075円(+400)
  4. ジェイリース<7187> 1595円(+289)
  5. テーオーホールディングス<9812> 453円(+80)
  6. 幸和製作所<7807> 1070円(+150)
  7. ベイシス<4068> 10840円(+1500)
  8. ツクルバ<2978> 1094円(+150)
  9. ベクトル<6058> 1095円(+150)
  10. サーバーワークス<4434> 4475円(+605)

 

【ストップ高】

◆ツクルバ<2978> 1094円(+150) 時価総額111億円
リノベーションマンションの新ブランドを提供開始

 

◆買取王国<3181> 744円(+80) 時価総額13.3億円
22年2月期第1四半期の営業利益3.4倍、粗利率改善や経費削減が奏功

 

◆リアルワールド<3691> 565円(+27) 時価総額19.4億円
暗号資産取引所のbitFlyerと提携、ギフトサービスにビットコイン追加

 

◆ベイシス<4068> 10840円(+1500) 時価総額191億円
2021年IPO

 

◆エヌリンクス<6578> 387円(+80) 時価総額28.0億円
第1四半期営業損益黒字転換で通期予想を上回る

 

◆きずなホールディングス<7086> 2075円(+400) 時価総額71.5億円

 

◆ジェイリース<7187> 1595円(+289) 時価総額141億円
業績予想の大幅上方修正を発表

 

◆幸和製作所<7807> 1070円(+150) 時価総額46.6億円
歩行者好調で第1四半期営業利益は4.6倍

 

◆テーオーホールディングス<9812> 453円(+80) 時価総額40.4億円
今期は33%増益へ

 

【ストップ安】

なし

 

【東証1・2部決算】

◆ISID<4812> 4635円(+35) 時価総額3021億円
上期経常を9%上方修正

 

◆竹本容器<4248> 988円(+2) 時価総額124億円
上期経常を一転1%増益に上方修正

 

◆CDS<2169> 1558円(+8) 時価総額108億円
上期経常を一転10%増益に上方修正

 

【新興株決算】

◆ゲンダイエージェンシー<2411> 320円(+26) 時価総額48.2億円
4-6月期(1Q)経常は黒字浮上で着地

 

【新興株】

◆シキノハイテック<6614> 4450円(+430)
大幅続伸。
東証が16日から信用取引規制を解除し、
売買が活性化するとの期待から買いが入っている。
前営業日まで信用取引による新規の売付及び買付に係る委託保証金率を
70%以上(うち現金40%以上)とする規制措置を受けていた。
日証金も増担保金徴収措置を解除している。
また、前日に22年4月に始まる東証の新市場区分で
「スタンダード市場」の上場維持基準適合が確認されたことも、
引き続き買い安心感につながっているようだ。

 

◆ビザスク<4490> 4425円(+525)
大幅続伸。
22年2月期第1四半期(21年3-5月)の営業利益を
前年同期比15.8倍の1.19億円と発表している。
「ビザスクinterview」など知見プラットフォーム事業の取扱高が
88%増の9.08億円と伸長し、利益を押し上げた。
通期予想は前期比10.3%増の2.30億円で据え置いているが、
進捗率は51.7%に達している。
第1四半期好スタートを受けて通期業績上振れが想定される状況となっているようだ。

 

◆リアルワールド<3691> 565円(+27)
一時ストップ高。
暗号資産(仮想通貨)取引所を運営するbitFlyer(東京都港区)と提携したと発表している。
グループ会社のREAL FINTECH(東京都渋谷区)とともに運営する
ギフトサービス「RealPayギフト」に、暗号資産のビットコインを選べるギフトとして新たに追加する。
RealPayギフトの採用企業は、暗号資産を利用したプロモーションや報酬提供が可能になるとしている。

 

◆Bエンジニア<7352> 1781円(+131)
年初来高値。
21年8月期の営業利益を従来予想の0.68億円から
1.02億円(前期実績は非開示)に上方修正している。
企業によるDX推進などでITエンジニアの需要が高まり、
積極的な広告投資や採用、営業体制の強化で
Midworks事業の稼働人数が想定より上振れしているため。
営業体制の見直しなどで業務効率を高め、
人件費率が下がったことも利益を押し上げる見通し。

 

◆買取王国<3181> 744円(+80)
年初来高値。
22年2月期第1四半期(21年3-5月)の
営業利益を前年同期比238.1%増の0.70億円と発表している。
新型コロナウイルス感染拡大の影響で前年同期に落ち込んだ
ファッション・ホビーが回復したことに加え、
粗利率の改善や経費削減への取り組みが奏功した。
通期予想は前期比28.4%減の0.90億円で据え置いた。
進捗率は77.8%に達しており、
第1四半期の順調なスタートが投資家から好感されているようだ。

 

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