マーケットまとめ

【マーケットまとめ】2021年7月30日  月末大幅安で週間でも下落、来週はトヨタやソニーなど注目決算が目白押し

前日のマーケットまとめ↓

 

【マーケットデータ】

日経平均 27283.59(-498.83)
TOPIX 1901.08(-26.35)
マザーズ 1085.34(-29.33)
NYダウ 35084.53(+153.60)
NASDAQ 14778.26(+15.68)
S&P500 4419.15(+18.51)
米ドル円  109

 

【マーケット話題】

東証1部の騰落銘柄数は値上がり275/値下がり1875。

 

決算が好感されたキーエンスやデンソーが大幅高。

 

ZOZOが8%を超える上昇と値を飛ばした。

 

上方修正と増配を発表した神鋼商事はストップ高。

 

1Qが大幅増益となったトーメンデバイスは、場中は値が付かずストップ高比例配分となった。

 

国内のコロナ感染が拡大するとの見方が強まる中、ウエルシアやワークマン、

 

ライフコーポレーションなど、昨年巣ごもりの恩恵があった小売の一角に資金が向かった。

 

一方、ファナックが上方修正が好感されず6%を超える下落。

 

富士通は1Q大幅増益でも9%近い下落と、

 

良好な決算が確認できても厳しい下げとなるものが散見された。

 

さえない決算のものもたたき売られており、1Q大幅減益のアンリツや大日本製薬が急落した。

 

三越伊勢丹やパナソニック、東京電力HDなども決算を材料に大幅安。

 

任天堂など決算を先に控えた銘柄にも警戒売りが広がった。

 

ほか、今期が最終赤字に転落する見込みとなった千代田化工建設が値幅を伴った下落となった。

 

本日2部市場に新規上場したAIメカテックは、

 

公開価格を若干上回る初値をつけたが、終値は初値を大きく下回った。

 

日経平均は大幅安。きょうの下げで週間でもマイナスとなり、直近安値も下回った。

 

国内外でいろいろと弱材料があり、どれが決定的な要因かというのはいまいちはっきりしないが、

 

下げの特異日で買いが入りづらい中、売りは仕掛けやすかったと言える。

 

ただ、先週は3営業日しかなかったにもかかわらず500円近く下げていたことを鑑みると、

 

今週プラスで終えられなかったのは厳しい。

 

個別で見ても、1Qが前年同期比大幅増益でも売られる銘柄が結構多かった。

 

好決算が買い材料とならないのであれば、

 

決算発表集中期に日本株が水準を切り上げる展開は期待しづらい。

 

来週はトヨタやソニーGなど、主力ど真ん中銘柄の決算が出てくるだけに、

 

これらの決算を受けた反応が大きく注目される。

 

【来週の見通し】

もみ合いか。

 

8月相場に突入するが、米国では週末に7月雇用統計の発表が控えている。

 

今週、FOMCでFRBの利上げを急がない姿勢を再確認したばかりではあるが、

 

それでも雇用指標の改善度合いは市場の大きな注目点であるため、

 

指標発表を前にしては身構える地合いとなるだろう。

 

中国株の動向や国内のコロナ感染動向に神経質となる状況にも大きな変化はないと思われる。

 

ただ、決算発表が相次ぎ、トヨタ、ソニーG、

 

任天堂など注目度の高い銘柄の決算も出てくることから、悲観一辺倒にもなりづらい。

 

今週は決算に対する株価反応が案外となったが、仮に下に振れたとしてもトレードチャンスにはなるため、

 

商いの活況が全体を一定程度下支えする展開は期待できる。

 

指数は上値を追いづらい一方で、ここからの下値も限定的と考える。

 

【今週を振り返る】

軟調となった。東京市場が大型連休の間、

 

ダウ平均が終値で初の35000ドル台に到達するなど米国株は強い動きを見せた。

 

日経平均は連休前が弱かった反動もあり、26日、27日は連日で3桁の上昇。

 

ただ、高くなったところでは節目の28000円が壁となった。

 

そのような中、東京では新型コロナウイルスの新規感染者数が急増。

 

28日はこれを警戒して大幅安となった。

 

米国株が7月FOMCを無難に消化したことを好感して29日は上昇したものの、

 

30日は弱材料が多く500円近い下落。直近安値を下回り、27200円台まで下落した。

 

日経平均は週間では約264円の下落となり、週足では5週連続で陰線を形成した。

 

【来週の予定】

国内では、7月新車販売台数(8/2)、7月都区部消費者物価指数(8/3)、

 

6月家計調査、6月毎月勤労統計調査、6月景気動向指数(8/6)などがある。

 

海外の経済指標の発表やイベントでは、

 

中国7月製造業PMI(7/31)、中国7月財新製造業PMI、

 

米7月ISM製造業景気指数(8/2)、米6月製造業受注(8/3)、

 

米7月ADP全米雇用リポート、米7月ISM非製造業指数(8/4)、

 

英国金融政策発表、

 

米6月貿易収支(8/5)、米7月雇用統計、米6月消費者信用残高(8/6)などがある。

 

【値上がり上位(全市場)】

  1. 極運輸商事<9073> 852円(+150)
  2. 神鋼商事<8075> 2958円(+500)
  3. グローバルウェイ<3936> 3105円(+502)
  4. TOWA<6315> 2388円(+346)
  5. トーメンデバイス<2737> 5060円(+700)
  6. 高砂鐵工<5458> 779円(+100)
  7. 愛知銀行<8527> 3210円(+402)
  8. 商船三井<9104> 5650円(+620)
  9. FHTホールディングス<3777> 20円(+2)
  10. 菊水電子工業<6912> 1052円(+101)

 

【ストップ高】

◆トーメンデバイス<2737> 5060円(+700) 時価総額344億円
想定外の第一四半期大幅増益決算がインパクトに

 

◆ジー・スリーホールディングス<3647> 510円(+42) 時価総額91.1億円
再生可能エネルギー関連

 

◆グローバルウェイ<3936> 3105円(+502) 時価総額36.2億円

 

◆高砂鐵工<5458> 779円(+100) 時価総額23.4億円
未定としていた22年3月期営業利益は7.3倍見通し

 

◆菊水電子工業<6912> 1052円(+101) 時価総額104億円
22年3月期の営業利益予想を上方修正、世界的に需要回復進む

 

◆神鋼商事<8075> 2958円(+500) 時価総額262億円
22年3月期業績及び配当予想を上方修正

 

◆極運輸商事<9073> 852円(+150) 時価総額27.3億円

 

【ストップ安】

◆セプテーニHD<4293> 413円(-74) 時価総額574億円

 

◆オンキヨーホームエンターテイメント<6628> 1円 時価総額3.8億円

 

【東証1・2部決算・修正】

◆大紀アルミニウム工業所<5702> 1207円(-8) 時価総額527億円
上期経常を56%上方修正・最高益予想を上乗せ、通期も増額

 

◆ヤマシナ<5955> 77円 時価総額111億円
今期経常を34%上方修正・最高益予想を上乗せ

 

◆コムチュア<3844> 2355円(-11) 時価総額759億円
今期経常を9%上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も2円増額

 

◆コタ<4923> 1450円(-7) 時価総額359億円
今期経常を10%上方修正・最高益予想を上乗せ

 

◆ミスミグループ本社<9962> 3800円(-80) 時価総額1兆803億円
今期経常を20%上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も4.93円増額

 

◆アークランドサービスホールディングス<3085> 2260円(-5) 時価総額748億円
今期経常を11%上方修正・最高益予想を上乗せ

 

◆ナブテスコ<6268> 4120円(-90) 時価総額4988億円
今期税引き前を4%上方修正・最高益予想を上乗せ

 

◆マキタ<6586> 5660円(-50) 1兆5849億円
今期税引き前を一転1%増益に上方修正・最高益更新へ

 

◆伯東<7433> 1519円(-21) 時価総額367億円
上期経常を83%上方修正・14期ぶり最高益更新へ

 

◆ホットランド<3196> 1287円(-15) 時価総額277億円
今期経常を89%上方修正・7期ぶり最高益更新へ

 

◆タツモ<6266> 1821円(+44) 時価総額246億円
今期経常を一転17%増益に上方修正・4期ぶり最高益更新へ

 

◆日本M&Aセンター<2127> 3040円(-60) 時価総額1兆231億円
上期経常を一転2%増益に上方修正・最高益更新へ

 

【新興株決算・修正】

◆ヨンキュウ<9955> 2278円(-10) 時価総額279億円
4-6月期(1Q)経常は3.4倍増益で着地

 

◆セリア<2782> 3945円(+35) 時価総額2992億円
4-6月期(1Q)経常は3%増益で着地

 

◆Aiming<3911> 325円(-4) 時価総額129億円
上期経常は黒字浮上で上振れ着地

 

◆アイエックス・ナレッジ<9753> 747円(+4) 時価総額83.7億円
4-6月期(1Q)経常は2.1倍増益で着地

 

◆バッファロー<3352> 1208円(-11) 時価総額27.5億円
4-6月期(1Q)経常は2.4倍増益で着地

 

◆弁護士ドットコム<6027> 8260円(-240) 時価総額1839億円
4-6月期(1Q)経常は27倍増益で着地

 

◆インヴァスト<7338> 710円(-2) 時価総額41.7億円
4-6月期(1Q)経常は4.8倍増益で着地

 

◆カーメイト<7297> 1026円(+1) 時価総額81.4億円
4-6月期(1Q)経常は4.3倍増益で着地

 

◆ヨシコン<5280> 1126円(-5) 時価総額90.4億円
4-6月期(1Q)経常は3.1倍増益・上期計画を超過

 

◆幼児活動研究会<2152> 1066円(-5) 時価総額126億円
4-6月期(1Q)経常は黒字浮上で着地、
未定だった上期配当は無配継続

 

◆ニッポン高度紙工業<3891> 3425円(-65) 時価総額375億円
上期経常を47%上方修正、最高益予想を上乗せ、通期も増額

 

【新興株】

◆プロパティデータバンク<4389> 1259円(-355) 時価総額74.7億円
年初来安値。
22年3月期第1四半期(21年4-6月)の営業利益を
前年同期比51.3%減の0.52億円と発表している。
クラウドサービスで月額利用料が増加したものの、
ソリューションサービスの一部案件で新型コロナウイルス感染拡大の影響が長期化し、
受注時期が遅れたことから減益となった。
通期予想は前期比5.7%増の5.33億円で据え置いた。
進捗率は9.8%にとどまっている。

 

◆セプテーニHD<4293> 413円(-74)
一時ストップ安。21年9月期第3四半期累計(20年10月-21年6月)の
Non-GAAP営業利益を前年同期比2.1倍の29.99億円と発表している。
デジタルマーケティング事業で既存案件が拡大し、新規顧客も獲得した。
また、電通グループ<4324>との協業推進も利益拡大に貢献したようだ。
通期予想のNon-GAAP営業利益は前期比63.1%増の40.00億円で据え置いた。
進捗率は75.0%と順調だが、材料出尽くし感から売り優勢となっている。

 

◆シンワワイズ<2437> 422円(+6)
大幅に3日続伸。美術品などのオークションを運営するアイアート(東京都港区)を
株式交換で完全子会社化すると発表している。
アイアート株1株に対し、Shinwa Wise Holdings株2544.5株を割当交付する。
同業他社との統合で規模拡大を目指す。
アイアート代表の伊勢彦信氏は世界有数の美術品コレクターとして知られ、
同社は欧州やアジアでアートビジネスのネットワークを持つとされる。

 

◆菊水電子<6912> 1052円(+101)
一時ストップ高。
22年3月期の営業損益を従来予想の5.00億円の
黒字から7.40億円の黒字(前期実績4.18億円の黒字)に上方修正している。
重点市場である航空宇宙や電池、自動車のコネクテッド・自動運転・シェアリング・電動化のほか、
サーバー・ICT関連市場、半導体関連市場、5G関連市場などで世界的に需要回復が進んでいるため。
第1四半期(21年4-6月)の営業損益は2.63億円の黒字(前年同期実績1.01億円の赤字)で着地した。

 

◆ロコンド<3558> 1441円(+42)
大幅に続伸。
10万株(1.50億円)を上限とする自社株買いを実施すると発表している。
発行済株式総数(自社株を除く)に対する割合は0.87%。取得期間は30日から12月31日まで。
資本効率の向上に加え、経営環境の変化に対応した機動的かつ柔軟な資本政策を遂行することが目的。
ロコンド株は6月30日に直近高値(1949円)を付けた後は軟調に推移しており、
値頃感も買いやすさにつながっているようだ。

 

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