前日のマーケットまとめ↓
【マーケットデータ】
日経平均 27281.17(-304.74)
TOPIX 1897.19(-26.78)
マザーズ 1033.86(-4.55)
NYダウ 34960.69(-382.59)
NASDAQ 14525.91(-130.26)
S&P500 4400.27(-47.81)
米ドル円 109
【マーケット話題】
東証1部の騰落銘柄数は値上がり331/値下がり1798。
世界中でコロナの感染拡大が警戒される中で医薬品株が強く、
中外製薬、塩野義製薬、第一三共などが大幅高。
決算が好感されたあいHDや、上方修正を発表した新日本建設が上昇。
製品の値上げを手掛かりに山崎製パンが騰勢を強めた。
マザーズの主力の一角が強く、弁護士ドットコムやBASE、フリーが大幅上昇。
MBO関連のリリースを材料にオンリーがストップ高比例配分となった。
一方、全市場の売買代金トップとなって大きく売られたトヨタを筆頭に、自動車周辺が軒並み軟調。
ホンダ、SUBARU、いすゞなど自動車メーカーのほか、
アイシン、トヨタ紡織など系列部品会社が大幅安となった。
朝から鉄鋼株が弱く、日本製鉄は7%を超える下落。
トヨタ減産の一因が半導体不足であったことから、
東京エレクトロンやアドバンテストなども売りに押された。
ほか、原油安を受けてINPEXやコスモエネルギー、
三井物産などが値幅を伴った下げとなった。
日経平均は大幅安。
プチ・トヨタショックといった下げが終盤に出てきて、27200円台で取引を終了した。
安値は27255円まであり、7月30日の安値27272円を下回っている。
トヨタのニュースに関しては、きょうだけで消化しきれたかどうかは何とも言えない。
会社から正式なリリースが出てくるかどうかや、部品関連まで含めた業界のニュースに注意を払う必要がある。
日経新聞の記事では、半導体不足と東南アジアのコロナ感染拡大が生産減の要因とされており、
製造業全般にも警戒感が広がるかもしれない。
楽観的なシナリオとしては、これによりバリューからグロース、
特に半導体の影響の少ないサービス系に対する買い安心感が高まり、
そういった連想が働くマザーズ市場の優位性が増す展開が考えられる。
悲観的なシナリオとしては、戻りかけたマザーズ銘柄が大型株に引っ張られて失速し、
買えるものがないという状況に陥る展開が想定される。
マザーズ指数が再び1000pを割り込むことなく、戻りを試しに行くことができるかが注目される。
【値上がり上位(全市場)】
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アウンコンサルティング<2459> 284円(+80)
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インティメート・マージャー<7072> 1390円(+300)
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京極運輸商事<9073> 1404円(+300)
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わかもと製薬<4512> 401円(+80)
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北日本紡績<3409> 237円(+40)
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オンリー<3376> 656円(+100)
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グローバルウェイ<3936> 4805円(+700)
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フェニックスバイオ<6190> 757円(+100)
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カイノス<4556> 1515円(+181)
-
不二硝子<5212> 1710円(+191)
【ストップ高】(一時含む)
◆アウンコンサルティング<2459> 284円(+80) 時価総額21.3億円
awoo Japanとの業務提携を期待材料視
◆ホットマン<3190> 645円(-23) 時価総額46.9億円
シャトレーゼとのフランチャイズ契約を引き続き材料視
◆オンリー<3376> 656円(+100) 時価総額39.2億円
◆北日本紡績<3409> 237円(+40) 時価総額38.8億円
◆エディア<3935> 412円 時価総額25.2億円
『Miracle Baseball』をグローバル配信へ
◆グローバルウェイ<3936> 4805円(+700) 時価総額56.1億円
2連ストップ高
◆わかもと製薬<4512> 401円(+80) 時価総額140億円
◆フェニックスバイオ<6190> 757円(+100) 時価総額25.0億円
◆加地テック<6391> 5080円(+465> 時価総額87.3億円
水素関連
◆インティメート・マージャー<7072> 1390円(+300) 時価総額43.2億円
◆京極運輸商事<9073> 1404円(+300) 時価総額44.9億円
3連ストップ高
【ストップ安】(一時含む)
◆プロルート丸光<8256> 480円(-100) 時価総額142億円
利益確定売りに押される、材料出尽くしの見方も
【東証1・2部決算・修正】
◆サイタホールディングス<1999>
今期経常は25%減益、前期配当を10円増額・今期も60円継続へ
【新興株決算・修正】
◆北川精機<6327> 662円(+57) 時価総額50.6億円
今期経常は1%増益へ
◆ランシステム<3326> 515円(-42) 時価総額12.3億円
今期最終は黒字浮上へ
【新興株】
◆プロルート丸光<8256> 480円(-100)
ストップ安。特段の売り材料は出ていないが、利益確定売りに押されている。
連結子会社が日本での開発展開を担う中国ヴァゼム社の
新型コロナウイルス治療薬の元となるモノクローナル抗体産生細胞株について、
安全に国外移管を行えるシミュレーションが完了したと16日に発表。
これを受けて同社株は17日に年初来高値(730円)まで上伸したが、
その後はいったん材料が出尽くしたとの見方もあり、急速に値を下げている。
◆ホットマン<3190> 645円(-23)
朝高後、後場にマイナス転換。新たにシャトレーゼ事業を開始すると18日午後に発表し、
引き続き材料視された。
シャトレーゼ(甲府市)は菓子製造・販売会社で、
同社と加盟店基本契約(フランチャイズ契約)を締結して店舗を展開し、
イエローハット店舗とのシナジー効果を高める。
既に仙台市のイエローハット店近くでの出店申請が許可されたという。
開店日は21年末頃を計画している。
◆ウェルスナビ<7342> 3845円
朝高後、値を消す。ロボアドバイザー「WealthNavi」でNISA(少額投資非課税制度)に対応した新機能「おまかせNISA」の提供先サービスが拡大したと発表している。新たに加わったのは、ANA、イオン銀行、横浜銀行、JAL、TOKYU POINT、au じぶん銀行、ネオモバ、東京海上日動、ODAKYU、東京スター銀行、三菱UFJ銀行向けの11のWealthNavi。提供先拡大で利益拡大が期待できるとの見方から、買いが入っていたようだ。
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