前日のマーケットまとめ↓
【マーケットデータ】
日経平均 29215.52(+190.06)
TOPIX 2026.57(+7.34)
マザーズ 1141.40(+25.25)
NYダウ 35258.61(-36.15)
NASDAQ 15021.80(+124.46)
S&P500 4486.46(+15.09)
米ドル円 13
【マーケット話題】
東証1部の騰落銘柄数は値上がり1115/値下がり962。
日本郵船、商船三井、川崎汽船の海運3社がそろって急伸。
レーザーテック、ソフトバンクG、任天堂など、グロースの代表的銘柄が軒並み強い動きを見せた。
再生エネルギー関連のイーレックス、レノバ、ウエストHDが大幅上昇。
上期の業績上振れ観測を材料にディスコが買いを集めた。
中期経営計画を公表したAbalanceや、通期の利益見通しを引き上げたクオールHDが急騰。
1:2の株式分割を発表したリヒトラブがストップ高となった。
一方、証券会社が投資判断を引き下げた太陽誘電や村田製作所が下落。
流れがグロース株に向かう中、三菱商事、三菱UFJなど景気敏感系の銘柄が軟調。
中でもINPEXの下げが大きかった。減産観測が報じられたSUBARUは2%を超える下落。
日経新聞でアパレルの秋冬物が調達困難により発売が遅れていると報じられたことから、
記事内で取り上げられたTSIHDが売りに押された。
下方修正を発表したJBRが大幅安。
前日に急伸した三井松島やココナラが一転急落した。
日経平均は反発。
きのう18日は米国株の強い上昇に連れ高することができなかったが、きょうは幾分挽回したような動き。
ただ、主役級の銘柄が軒並み大幅高となった割には、190円高というのは物足りなさもある。
来週からは決算が多く出てくるが、今週は幕間つなぎ的に値幅が出そうな銘柄が好まれやすい。
海運株などはその筆頭とも言えるし、きょう10%近く上昇したベイカレントは、きのうは買い先行から急落した銘柄でもある。
その意味では、きょう強く買われた銘柄に関しては、この先も上昇が続くというよりは、目先の値動きが荒くなるとみておいた方が良い。
指数の終値は29215円で、きっちり25日線(29225円、19日時点)に上値が抑えられた。
きょうの上昇銘柄があすの下落銘柄となった場合には、この近辺で戻り一服感が台頭する可能性もあるため注意が必要。
一方で、難なく25日線を超えられるようなら、強い動きが見られた銘柄が上昇を先導する展開も期待できる。
特に、安値圏で大幅高となったソフトバンクG、ファーストリテイリング、任天堂の基調に変化が出てくるかを注視しておきたい。
【値上がり上位(全市場)】
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リヒトラブ<7975> 2102円(+400)
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シー・エス・ランバー<7808> 2882円(+500)
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インバウンドテック<7031> 3490円(+500)
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倉庫精練<3578> 701円(+100)
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シノブフーズ<2903> 733円(+99)
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グローバルウェイ<3936> 5310円(+705)
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NCホールディングス<6236> 1326円(+166)
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アスタリスク<6522> 8060円(+1000)
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ロブテックス<5969> 2149円(+264)
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クオールホールディングス<3034> 1619円(+195)
【ストップ高】(一時含む)
◆シノブフーズ<2903> 733円(+99) 時価総額99.0億円
新規カフェチェーンとの取引開始寄与し22年3月期業績予想を上方修正
◆倉庫精練<3578> 701円(+100) 時価総額17.9億円
◆グローバルウェイ<3936> 5310円(+705) 時価総額310億円
2連ストップ高
◆ヘッドウォータース<4011> 7390円(+470) 時価総額69.2億円
人工知能関連
◆アスタリスク<6522> 8060円(+1000) 時価総額131億円
◆インバウンドテック<7031> 3490円(+500) 時価総額30.3億円
音声予約システムのOmniGridを子会社化、EPARKと合弁事業
◆シーエスランバー<7808> 2882円(+500) 時価総額52.7億円
2連ストップ高
◆リヒトラブ<7975> 2102円(+400) 時価総額40.1億円
【ストップ安】(一時含む)
なし
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